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第97回ピースボートが出航、気候変動に立ち向かう「パラオ誓約」を広める

第97回ピースボートが出航、気候変動に立ち向かう「パラオ誓約」を広める
3月8日(木)、第97回ピースボート アジアグランドクルーズが横浜大桟橋埠頭を出航しました。このクルーズには、パラオ共和国から来日した若者4名が海洋と気候変動問題ユースアンバサダーとして乗船、昨年12月にパラオで開始された「パラオ誓約」の活動を広めていきます。パラオ誓約とは、海外からの訪問者がパラオに入国する際、国の環境保全をパラオの子どもたちへ約束し、パスポートに署名をするという、世界初のユニークな取り組みです。出航当日は、パラオからの参加メンバーが出席する記者会見も実施しました。
3月8日(木)、第97回ピースボート アジアグランドクルーズが横浜大桟橋埠頭を出航しました。このクルーズには、パラオ共和国から来日した若者4名が海洋と気候変動問題ユースアンバサダーとして乗船、昨年12月にパラオで開始された「パラオ誓約」の活動を広めていきます。パラオ誓約とは、海外からの訪問者がパラオに入国する際、国の環境保全をパラオの子どもたちへ約束し、パスポートに署名をするという、世界初のユニークな取り組みです。出航当日は、パラオからの参加メンバーが出席する記者会見も実施しました。
パラオからの参加したのは、イセチャル・ニトングさん(23)、ニッキー・ウエハラさん(23)、シャンダル・CY・ウィリアムズさん(24)、ビル・ジャスマー・トニー・ニラルサオルさん(23)の4名。学生、研究者など、異なる立場からパラオ誓約促進活動を行っています。

出航を見送りに来たチャールズ・レクライ・ミッチェル駐日パラオ参事官は、「パラオの未来を担う若者たちが船旅に参加できるのは光栄なこと。ぜひパラオ誓約のために貢献してほしい」と期待しました。ピースボートの野平晋作は、「パラオ誓約が興味深いのは、パラオの子どもたちに環境保全を誓う点で、未来への希望を感じる。他の寄港地でも心がけたい」と話しました。

船内では、パラオ誓約の重要性や国家海洋保護、気候変動問題、そして環境に優しい観光などについて話し合われます。また、パラオ寄港日である3月15日(現地では「若者の日」)には、ピースボート共催のイベントが行われます。

ピースボートは、国連の持続可能な開発目標SDGsの公式キャンペーン団体として、世界各地でアピールを行っています。今回のプロジェクトは、SDGsの17の目標のうち、「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」を促進する取り組み枠組みとして実施されています。
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