3.11から15年――原発の再稼働ではなく、人権を守る社会へ

とめよう原発3.7全国集会にて
2011年3月11日の東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から15年目を迎えます。原発事故の記憶は風化していき、政府は原発の再稼働を加速させようとしています。しかし、今も数万人の避難者が避難を続け、原発事故の責任は裁判では明確にならず、燃料デブリの取り出しなど、廃炉作業の見通しは立っていません。
このような状況に対して、ピースボートは福島を中心とした被災者の方々、海外で脱原発や核の廃絶に取り組んでいる人々とともに、粘り強く原発や核のない世界を作るために活動していきます。
このような状況に対して、ピースボートは福島を中心とした被災者の方々、海外で脱原発や核の廃絶に取り組んでいる人々とともに、粘り強く原発や核のない世界を作るために活動していきます。
- プロジェクト: 脱原発
INFO
2026.3.10
2026.3.10
とめよう原発3.7全国集会にて
2011年3月11日の東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から15年目を迎えます。原発事故の記憶は風化していき、政府は原発の再稼働を加速させようとしています。しかし、今も数万人の避難者が避難を続け、原発事故の責任は裁判では明確にならず、燃料デブリの取り出しなど、廃炉作業の見通しは立っていません。
このような状況に対して、ピースボートは福島を中心とした被災者の方々、海外で脱原発や核の廃絶に取り組んでいる人々とともに、粘り強く原発や核のない世界を作るために活動していきます。
このような状況に対して、ピースボートは福島を中心とした被災者の方々、海外で脱原発や核の廃絶に取り組んでいる人々とともに、粘り強く原発や核のない世界を作るために活動していきます。
福島からつながる声――核なき世界をめざして

ピースボートの川崎哲(左端)、畠山澄子(右端)
2026年3月1日、ピースボートと国際環境NGO FoE Japanは、今なお続く被害の現状を共有し、核のない社会への歩みを確認するための国際シンポジウム「福島からつながる声――核なき世界をめざして」を都内で開催しました。
福島県三春町在住の武藤類子さんは、原発事故当時、ヨウ素剤は配布されず、SPEEDIの情報は公開されなかったことを振り返りながら、東電刑事裁判で東電の責任が問われなかったこと、従来の基準の80倍にあたる8,000ベクレル以下の土を復興再生土として利用しようとしていることなど、現在まで続く問題を指摘しました。
ピースボートの川崎哲は、原発の問題は国際的な核の問題とつながっており、処理汚染水による周辺国への不安が国際環境問題となっていること、ロシアによるウクライナ侵攻で見られた原発が武力行使の対象となっている点など、国際情勢と核の連鎖を提起しました。また、オーストラリアの豪州環境保護基金のデイブ・スウィーニーさんは、昨年オーストラリアで行われた総選挙では二大政党間で原発導入にイエスかノーかで分かれ、オーストラリアの国民は再生可能エネルギーを推進する政党を選んだと報告しました。
当日のアーカイブは、以下でご覧ください。
福島県三春町在住の武藤類子さんは、原発事故当時、ヨウ素剤は配布されず、SPEEDIの情報は公開されなかったことを振り返りながら、東電刑事裁判で東電の責任が問われなかったこと、従来の基準の80倍にあたる8,000ベクレル以下の土を復興再生土として利用しようとしていることなど、現在まで続く問題を指摘しました。
ピースボートの川崎哲は、原発の問題は国際的な核の問題とつながっており、処理汚染水による周辺国への不安が国際環境問題となっていること、ロシアによるウクライナ侵攻で見られた原発が武力行使の対象となっている点など、国際情勢と核の連鎖を提起しました。また、オーストラリアの豪州環境保護基金のデイブ・スウィーニーさんは、昨年オーストラリアで行われた総選挙では二大政党間で原発導入にイエスかノーかで分かれ、オーストラリアの国民は再生可能エネルギーを推進する政党を選んだと報告しました。
当日のアーカイブは、以下でご覧ください。
とめよう原発3.7全国集会で8,500人の脱原発の声が集まりました
鎌田慧さん
ピースボートも加わっている「『さようなら原発』一千万署名 市民の会」も加わった3.7脱原発全国集会実行委員会主催の「とめよう原発3.7全国集会」が、3月7日に代々木公園で開かれ、約8,500名の人々が脱原発の声を上げました。
まず、「さようなら原発」呼びかけ人の鎌田慧さんは、国際情勢が緊迫し、日本政府は原発の再稼働を加速させようとしている中でも脱原発の声をあげ続けようと呼びかけました。
また、柏崎刈羽原発再稼働の是非を考える新潟県民ネットワークの佐々木かんなさんは、「新潟県では2025年の柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例案に対して14万筆を超える署名が集まったにも関わらず、議会で否決されました。その際、県民には判断できないという趣旨を県議会で傍聴したときには耳を疑いました。賛成か反対以前に、議論することを否定する県知事や県議会に強い憤りを感じています」と発言し、これからを担っていく10代、20代のために、誰にもしわ寄せを押し付けない社会を作っていきたいと訴えました。
脱原発をめざす首長会議の三上元・元湖西市長は、ウクライナでも明らかになったように原発は攻撃を受ける対象であり、原発を持っていること自体が国防問題であり、政府は衰退産業である原発ではなく成長産業である再生可能エネルギーに力を入れるべきだと語りました。ピースボートからは金親春和が登壇し、司会を務めました。
当日のアーカイブは、以下でご覧ください。
まず、「さようなら原発」呼びかけ人の鎌田慧さんは、国際情勢が緊迫し、日本政府は原発の再稼働を加速させようとしている中でも脱原発の声をあげ続けようと呼びかけました。
また、柏崎刈羽原発再稼働の是非を考える新潟県民ネットワークの佐々木かんなさんは、「新潟県では2025年の柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例案に対して14万筆を超える署名が集まったにも関わらず、議会で否決されました。その際、県民には判断できないという趣旨を県議会で傍聴したときには耳を疑いました。賛成か反対以前に、議論することを否定する県知事や県議会に強い憤りを感じています」と発言し、これからを担っていく10代、20代のために、誰にもしわ寄せを押し付けない社会を作っていきたいと訴えました。
脱原発をめざす首長会議の三上元・元湖西市長は、ウクライナでも明らかになったように原発は攻撃を受ける対象であり、原発を持っていること自体が国防問題であり、政府は衰退産業である原発ではなく成長産業である再生可能エネルギーに力を入れるべきだと語りました。ピースボートからは金親春和が登壇し、司会を務めました。
当日のアーカイブは、以下でご覧ください。
フクシマ・アクション・プロジェクトがドキュメンタリー映画「『知事抹殺』の真実」を上映

福島県内での放射線教育が再び安全神話に偏らないように活動している市民団体フクシマ・アクション・プロジェクトが、2025年10月10日から16日までフォーラム福島で同団体の顧問であった故佐藤栄佐久・元福島県知事に焦点を当てたドキュメンタリー映画「『知事抹殺』の真実」を上映し、トークイベントを行いました。ピースボートはフクシマ・アクション・プロジェクトに加わっています。
佐藤栄佐久・元福島知事(任期:1988年~2006年)は、地方自治の視点から国の原子力政策(プルサーマル計画)に異議を唱え、国や東京電力と真っ向から対峙するという、当時としては極めて厳しい姿勢をとりました。その後、2006年に東京地検特捜部により収賄容疑をかけられ、知事を辞任し、逮捕されます。しかし、2009年の最高裁の判決では「賄賂の額を具体的に算出することはできない(算定不能)」とするなか、有罪判決が出されました。このドキュメンタリー映画は、元知事がなぜ逮捕されなければならなかったのか、その舞台裏に迫る作品です。
イベント当日は立ち見となるほど盛況で、参加者は元知事の思い出を語るとともに、3.11当時もし辞任せず知事であったならば福島はどうなっていたのかなど、多様な声とともに故人を偲ぶ会ともなりました。
佐藤栄佐久・元福島知事(任期:1988年~2006年)は、地方自治の視点から国の原子力政策(プルサーマル計画)に異議を唱え、国や東京電力と真っ向から対峙するという、当時としては極めて厳しい姿勢をとりました。その後、2006年に東京地検特捜部により収賄容疑をかけられ、知事を辞任し、逮捕されます。しかし、2009年の最高裁の判決では「賄賂の額を具体的に算出することはできない(算定不能)」とするなか、有罪判決が出されました。このドキュメンタリー映画は、元知事がなぜ逮捕されなければならなかったのか、その舞台裏に迫る作品です。
イベント当日は立ち見となるほど盛況で、参加者は元知事の思い出を語るとともに、3.11当時もし辞任せず知事であったならば福島はどうなっていたのかなど、多様な声とともに故人を偲ぶ会ともなりました。
「脱原発をめざす首長会議」をサポートしています

2025年5月に柏崎刈羽原発7号機の原子炉建屋 運転床を視察
日本の基礎自治体首長と首長経験者で構成する「脱原発をめざす首長会議」は、2025年5月に新潟県で柏崎刈羽原発を視察し、学習会「柏崎刈羽原発の再稼働が持つ危険性」、年次総会を開催し、緊急声明「二つの問題を抱えた柏崎刈羽原発は再稼働すべきではない」を決議しました。
同年10月には、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)と共催で、東北大学名誉教授・特任教授の明日香壽川氏を招き、オンライン学習会「『データセンター・AIによる電力需要増で原発が必要』は本当か?世界の原発の実情は?」を開催し、記者会見にて共同声明「『AIによる電力需要増で原発が必要』は間違っており、革新軽水炉を前提とした新原発建設の断念を求める」を発表しました。この「脱原発をめざす首長会議」の事務局をピースボートが務めています。
10月の学習会のアーカイブは、以下でご覧ください。
同年10月には、原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟(原自連)と共催で、東北大学名誉教授・特任教授の明日香壽川氏を招き、オンライン学習会「『データセンター・AIによる電力需要増で原発が必要』は本当か?世界の原発の実情は?」を開催し、記者会見にて共同声明「『AIによる電力需要増で原発が必要』は間違っており、革新軽水炉を前提とした新原発建設の断念を求める」を発表しました。この「脱原発をめざす首長会議」の事務局をピースボートが務めています。
10月の学習会のアーカイブは、以下でご覧ください。




