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水先案内人マヤ・ミリンコヴィッチさんが奏でるファドの甘く切ない想い出

水先案内人マヤ・ミリンコヴィッチさんが奏でるファドの甘く切ない想い出
ピースボート地球一周の船旅Voyage117は、2024年4月13日に横浜を出航し、アフリカ南端とヨーロッパ西部を経由、パナマ運河を通航して、7月27日に神戸に帰港しました。

ここでは、船内での水先案内人の様子を紹介します。
ピースボート地球一周の船旅Voyage117は、2024年4月13日に横浜を出航し、アフリカ南端とヨーロッパ西部を経由、パナマ運河を通航して、7月27日に神戸に帰港しました。

ここでは、船内での水先案内人の様子を紹介します。
水先案内人マヤ・ミリンコヴィッチさんが奏でるファドの甘く切ない想い出
グランカナリア諸島からUKのティルベリーまで、ファド歌手のマヤ・ミリンコヴィッチさんが水先案内人として乗船しました。

パフォーマンスとプレゼンテーションを組み合わせ、ポルトガルの伝統音楽であるファドの歴史と文化を紹介しました。
水先案内人マヤ・ミリンコヴィッチさんが奏でるファドの甘く切ない想い出
ファドという言葉は、ラテン語のファトゥム(fatum)に由来し、「運命」や「宿命」を意味します。

マヤさんは、ファドの特徴である「サウダーデ(切望)」と哀愁を、魂のこもった歌声で見事に表現しました。
水先案内人マヤ・ミリンコヴィッチさんが奏でるファドの甘く切ない想い出
マヤさん自身のストーリーとファドへの愛も多くの関心を集めました。マヤさんはサラエボ出身ですが、リスボンに移住し、過去10年間はファドハウスを経営したり、ファドの演奏や指導を専業とするなど、ファドに没入してきました。

また、故郷ボスニアの伝統音楽「セブダリンカ(Sevdalinka)」とファドを融合させ、独自の音楽スタイル、「ファドリンカ」を造り出しました。
水先案内人マヤ・ミリンコヴィッチさんが奏でるファドの甘く切ない想い出
最後の公演では、彼女に最も影響を及ぼしたという「ファドの女王」アマリア・ロドリゲスの音楽と生涯を紹介しました。

アマリア・ロドリゲス(1920-1999)はファドを世界的に広めた立役者で、今もポルトガル史上最高の売り上げを誇るアーティストです。1999年10月6日に彼女が亡くなると、ポルトガル政府は3日間の国葬を宣言し、女性として初めて国立パンテオンに棺が安置されました。

船旅の参加者は、マヤ・ミリンコヴィッチを通してポルトガルの心と魂を感じることができました。
※この記事は、英語の記事をもとに作成されました。

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