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「核兵器のない世界」を有言実行するためにーーG7サミットに向けて広島の声を発信します

「核兵器のない世界」を有言実行するためにーーG7サミットに向けて広島の声を発信します
岸田首相は今年1月に行われた施政方針演説の中で、G7サミットを機に「核兵器のない世界」に向け、国際的な取り組みを主導する、と発表しました。

私たちピースボートは、G7が広島の地で行われることで、表面的なパフォーマンスで終わることがあってはならないと考えています。そして、核兵器をなくすための具体的な宣言を盛り込むことを求めて、世界の首脳たちや政治家、そして市民社会に働きかけていきます。
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岸田首相は今年1月に行われた施政方針演説の中で、G7サミットを機に「核兵器のない世界」に向け、国際的な取り組みを主導する、と発表しました。

私たちピースボートは、G7が広島の地で行われることで、表面的なパフォーマンスで終わることがあってはならないと考えています。そして、核兵器をなくすための具体的な宣言を盛り込むことを求めて、世界の首脳たちや政治家、そして市民社会に働きかけていきます。

市民社会の叡智を集めた「C7サミット」

「核兵器のない世界」を有言実行するためにーーG7サミットに向けて広島の声を発信します
G7では、「エンゲージメントグループ」と呼ばれる、政府とは独立したステークホルダーにより形成される各グループが、G7の成果文書に影響を与えるべく政策対話や提言を行います。

G7広島サミットにおいても、B7:ビジネス・コミュニティ(Business 7)、C7:市民社会組織(Civil 7)、L7:労働組合(Labour 7)、S7:科学(Science 7)、T7:シンクタンク(Think 7)、W7:女性(Women 7)、Y7:若者(Youth 7)などのエンゲージメントグループが組織されています。

そして、G7の首脳会合に先駆け、市民社会の集まりであるC7サミットが4月13日及び14日の2日間、東京で開催されます。C7には各分野で首脳への政策提言書を作成するワーキンググループがあり、ピースボートは、今回新設された「核兵器廃絶ワーキンググループ」の国内コーディネーターとして活動しています。

被爆者の方々の声を受け止め、核のない世界へ向けた具体的なアクションを世界の市民社会メンバーと作成し、G7首脳へ提言する予定です。

現地でG7を盛り上げる「広島市民サミット」

「核兵器のない世界」を有言実行するためにーーG7サミットに向けて広島の声を発信します
4月15日から4月17日には、広島で「広島市民サミット」が開催されます。現地で首脳を受け入れる広島の団体が中心となり、市民社会を巻き込んでG7に向けて機運を盛り上げます。

ここでは「核」に関するテーマのみならず、環境、保健、人道、経済、開かれた社会など、さまざまなテーマでディスカッションが行われます。また、全国の市民社会団体が集まり、活動の報告などを行います。ピースボートも実行委員団体として、活動紹介を行う予定です。

ICAN広島ユースサミット

「核兵器のない世界」を有言実行するためにーーG7サミットに向けて広島の声を発信します
4月25日から27日には、「広島G7ユースサミット」を開催します。これは核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が主催し、広島大学平和センターが共催・共同実施するもので、約50名の参加者が、核兵器の非人道性を学び、核兵器廃絶に向けてどのような行動がとれるかについて議論するものです。

目指すことは2点で、ひとつはG7諸国を含む世界中の若者・学生が、核兵器の非人道性を学び、核兵器廃絶に向けて行動するための力を付けることです。ふたつ目は、参加したG7諸国の若者・学生が、広島からのメッセージを自国の首脳に届けることです。

ピースボートは、同サミットの共催団体であり、ICANの国際運営団体として企画・運営を担っています。参加の申込は3月6日まで受け付けています。4月26日には公開セッションも予定されています。

W7のアドバイザーとして政策提言に関わっています

「核兵器のない世界」を有言実行するためにーーG7サミットに向けて広島の声を発信します
C7と同様、G7の傘下にある6つのエンゲージメントグループの一つであるW7(Women7)は、ジェンダー平等と女性の権利に関する提案を促進するために集まった市民社会組織の集まりです。

ピースボートは国内外で任命された90名ほどいるアドバイザーの1人として、人権を守り、女性や性的少数者の意見が、外交政策決定に効果的に反映されるように働きかける「フェミニズムに基づいた外交政策」(Feminist Foreign Policy)のワーキンググループで、政策提言に参画しています。

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