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ピースボートで出会うマダガスカル

ピースボートで出会うマダガスカル
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。

※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。

※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。

ピースボートで出会うマダガスカル

ピースボートで出会うマダガスカル
マダガスカルといえば、上下逆さまになったようなバオバブの木や、横っ飛びするワオキツネザルの印象が強いのではないでしょうか。

アフリカ大陸の東に浮かぶマダガスカル島は、動植物の固有種が多いことで観光客を惹きつけますが、宗主国だったフランスと現地のマラガシ文化の融合も、現地の独特な雰囲気を醸します。

ただし、マダガスカル共和国は、世界で最も貧しい国の1つで、国連の調査によれば国民の90%が1日に2ドル以下で生活しています。また、クーデターにより政治が不安定になり、人々の生活水準がさらに低下したという現実もあります。

ピースボートでは、首都アンタナナリボに近いトアマシナ港や、南端のエホアラ港に寄港します。バオバブ街道やサファリを訪れるツアーに大勢の方が参加しますが、一方で、ピースボートならではの、現地のパートナー団体を訪問する交流プログラムも人気です。
ピースボートで出会うマダガスカル
マダガスカル南東部で活動するシード・マダガスカル(SEED Madagascar)は、持続可能な発展をめざす団体です。

シード・マダガスカルを訪問するプログラムでは、団体が取り組む様々な活動について学びます。

地元の学校を訪問し、実際に使うベンチを製作するお手伝いもします。
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マダガスカルSOS子どもの村(SOS Villages d’Enfants Madagascar)は、トアマシナで、厳しい生活を強いられる地域の子どもたちを支援しています。

ピースボートでは、現地を訪れ支援物資を渡し、学校や職業訓練場をはじめ、孤児の里親制度を導入した宿泊施設、ライフスキルを学ぶサッカーセンター、医療センターなどを見学します。

スポーツに参加することで、社会の仕組みを学んだり、コミュニティの一員である意識を育んだりする効果があるということを、一緒にサッカーをすることで体験します。
ピースボートで出会うマダガスカル
マダガスカルからの水先案内人(ゲスト講師)として乗船してくれているのはツィナ・エンドールさん。

マダガスカルに到着する前に、歴史や文化に加え、マダガスカルが抱える貧困問題や、貧困や教育の不足ゆえに起こる森林破壊などの状況について学びます。

ツィナさんは、アザファディ(Azafady)という教育の改善や環境保全に取り組むNGOでボランティアの責任者もされています。
ピースボートで出会うマダガスカル
学校建設のボランティア活動。全てが手作り。
第90回ピースボート地球一周の船旅では2016年にエホアラに寄港し、アザファディを訪れる交流プログラムを実施しました。

現地では、訪問先の村で、地域の人々やアザファディで働く国際ボランティアの方々から、プロジェクトに関するお話を聞いたり、実際に学習机の製作も行いました。

ボランティア作業の後には、市長や県知事も駆けつけてくださり、文化交流会を行いました。また、ピースボートから支援物資として、ペンやノートなどの文房具に加え、椅子を作るための工具を贈呈しました。
ピースボートで出会うマダガスカル
第90回、93回と100回クルーズでは、村の住民と共にバオバブの木を植える植林活動を行いました。

マダガスカルに生息する動植物の90%は、他では見ることができないものだといいますが、その貴重な生息地である森林は、大規模な森林伐採により毎年1%が失われています。

いざ植林をしようと向かった村では、到着すると、まず、歌や踊りと美味しいお料理での歓迎を受けました。そして、日本からの子供服などの支援物資を渡してから、村の方と一緒に植林作業を行うという一日を過ごしました。

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