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【支援物資活動レポート】第90回ピースボート地球一周の船旅

【支援物資活動レポート】第90回ピースボート地球一周の船旅
モザンビーク(マプト)マファララ地区で活動するNGO「DAMBO」にて支援物資寄贈
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。

2016年3月、日本に帰港した第90回ピースボート地球一周の船旅では、モザンビーク、マダガスカル、チリなどに寄港し、現地の子どもたちに文房具、漫画本、楽器、工具などを届けました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
モザンビーク(マプト)マファララ地区で活動するNGO「DAMBO」にて支援物資寄贈
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。

2016年3月、日本に帰港した第90回ピースボート地球一周の船旅では、モザンビーク、マダガスカル、チリなどに寄港し、現地の子どもたちに文房具、漫画本、楽器、工具などを届けました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

衛生環境の改善に取り組む、モザンビークのNGO「DAMBO」

【支援物資活動レポート】第90回ピースボート地球一周の船旅
現地の人と側溝の泥かき、ゴミ拾いをしました
モザンビーク(マプト)で一番古く、また最も貧困が進んでいる地区でもあるマファララ地区で活動するNGOを訪れ、災害支援用品や清掃道具の支援物資を届けました。

NGO「DAMBO」は、主に地区内の衛生環境向上のために、公衆衛生教育や地区内の定期的な掃除活動、また保育園の運営を行っています。マファララ地区の失業率は、70%を越えるなど厳しい状況になります。そんな中で、毎日行われる掃除活動を通して雇用も生み出す活動を行っています。

今回ピースボートが訪れた際には、下水道の中に捨てられたゴミを除去するボランティア活動を一緒に行いました。NGO代表のグラモさんからは、「ピースボートから継続的に支援物資を提供してもらっていることで、活動がスムーズに行われています」と感謝の言葉をいただきました。

モザンビーク青少年・スポーツ省を訪れて

【支援物資活動レポート】第90回ピースボート地球一周の船旅
青少年・スポーツ省の副大臣。スポーツ選手だった時に来日した経験もあるそうです
モザンビーク(マプト)にて、青少年・スポーツ省を訪れランニングシューズの支援物資を届けました。

ポルトガルからの独立後、内戦により死者・難民が多数発生し、混迷を極めた時代があるモザンビーク。現在は国連、NGOなどの協力を得て、国家再建に乗り出す活動が数多く存在しますが、慢性的な物資不足はモザンビークにとっても大きな課題です。

寄贈したランニングシューズ213足は、アナ・フラビア・アズィニェイラ副大臣に手渡し、地域の子どもたちに分配されました。副大臣からは「この寄付に大変感謝しています。

来年もモザンビークに寄港する際は交流を通して関係をさらに深めていきたい」と話してくださいました。世界トップレベルのマラソン選手を数多く輩出しているモザンビーク。この支援が子どもたちの将来の夢につながることを願っています。

今回届けたランニングシューズは、DeNA「Sekai Egaoプロジェクト」(※1)より提供していただいた物資です。

日本文化継承活動を行うバルパライソ日系協会を訪れて

【支援物資活動レポート】第90回ピースボート地球一周の船旅
バルパライソ寄港中に行ったフェスティバルにて物資寄贈
チリ(バルパライソ)で活動する「バルパライソ日系協会」を訪れ、漫画本5,000冊の支援物資を届けました。

今回ピースボートの寄港に合わせて、日系協会とバルパライソ市が協力して歓迎フェスティバルを開催していただきました。

ピースボートではこれまでも着物や雛人形など、日本文化を継承していく為に必要な支援を継続してきました。チリでは日本のマンガやアニメが大人気。マンガをチリと日本の架け橋に!そのようなスピーチで会場からは大きな拍手がわき起こりました。

フェスティバルにはたくさんのバルパライソ市民が集まり、交流を展開。日系移民について考える機会に振れ、文化交流が盛り上がりました。

今回届けた漫画本は、主に京都国際マンガミュージアム/京都精華大学 国際マンガ研究センター(※2)より提供していただいた物資です。

マダガスカルのNGO「アザファディ」が行う学校建設プロジェクト

【支援物資活動レポート】第90回ピースボート地球一周の船旅
学校建設のボランティア活動。全てが手作り。
マダガスカル(エホアラ)で活動するNGO「アザファディ」を訪れ、文房具、工具などの支援物資を届けました。

マダガスカルは人口の90%以上が一日2ドル以下で生活していると言われています。特に過去7年間の間に人々の生活水準はさらに低下し貧困状況はさらに深刻化していて、小学校に通えない子どもが100万人を越えています。

施設や教員の不足、貧困問題などが原因で学校に通うチャンスすらない子どもたちが多くいます。今回ピースボートではアザファディが行うマナンバル村での学校建設プロジェクトに関わりました。

マダガスカルの教育の現状について知るだけではなく、海外ボランティアの活動を体験することで、支援のあり方についても考えることができました。建設プロジェクトの他、フェアトレード商品開発、井戸作り、植林など持続可能な開発を目的とした数々のプロジェクトを行っています。

ご提供、ご協力いただいた皆様

京都パープルサンガ
和田サッカースポーツ少年団
NPO法人アズヴェール藤沢スポーツクラブ
DeNA
京都国際漫画ミュージアム
ピースボート乗船者のみなさま
NPO時遊人
LUSH
amazon

その他多数

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