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ICANノーベル平和賞メダル、地球一周&全国出張します

ICANノーベル平和賞メダル、地球一周&全国出張します
2017年7月、広島・長崎の被爆者や世界の市民運動の後押しにより、国連で核兵器禁止条約が成立しました。これに対する貢献が評価され、同年12月、ノーベル平和賞が核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に授与されました。このたび、ICANの国際運営団体であるピースボートは、ノーベル平和賞のメダルと賞状を、全国そして世界中の人々に公開することを決定しました。
INFO
2017年7月、広島・長崎の被爆者や世界の市民運動の後押しにより、国連で核兵器禁止条約が成立しました。これに対する貢献が評価され、同年12月、ノーベル平和賞が核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)に授与されました。このたび、ICANの国際運営団体であるピースボートは、ノーベル平和賞のメダルと賞状を、全国そして世界中の人々に公開することを決定しました。
ICANノーベル平和賞メダル、地球一周&全国出張します
その皮切りとして、5月8日に出航するピースボート「地球一周の船旅」にメダルと賞状を乗せ、世界各地で行う被爆証言会にて現地の人々にご覧いただきます。8月には、広島平和記念資料館・長崎原爆資料館での展示が予定されています。その他、展示を希望する団体や企画の公募を開始しています。

核兵器禁止条約の成立にもかかわらず、核保有国の間では新たな軍拡の動きが見られます。朝鮮半島の核問題をめぐっては、南北そして米朝の会談が開かれようとしていますが、その行方は予断を許しません。人類破滅への終末時計が「零時2分前」を示している今、5月2日には、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が世界の軍事費の現状について発表し、世界の軍事費が依然として増加していること、特に東アジアで増加が顕著であることを示しました。

世界は破滅に向かうのか、核廃絶と平和に向かうのか。被爆体験と平和憲法をもつ日本の市民の役割は、きわめて大きいと言えます。憲法記念日の前日に、以下の通り記者会見を行い、メダルと賞状の取り扱い要項を発表しました。この記事の下部からダウンロードできます。

※ノーベル平和賞のメダルと賞状は、厳重に保管されている原本のほか、展示目的で公式レプリカが作られており、世界10の国際運営団体に1つずつ贈られています。この取り組みは、その1つであるピースボート保有の公式レプリカを活用するものです。

5月2日に記者会見を実施しました

ICANノーベル平和賞メダル、地球一周&全国出張します
日時:2018年5月2日(水)14:00~

場所:ピースボートセンターとうきょう
   「高田馬場」駅下車7分
   東京都新宿区高田馬場3-13-1ノークビルB1

出席:川崎哲(ピースボート共同代表、ICAN国際運営委員)
   田中熙巳(日本原水爆被害者団体協議会[日本被団協]代表委員)
   吉岡達也(ピースボート共同代表)

内容:
(1)世界の軍事費の現状について
(2)ノーベル平和賞メダル・賞状の地球一周と全国出張の計画について
(3)憲法記念日に合わせてこのプロジェクトを始める意義について


このたびの発表と記者会見を含め、以下のようなメディア報道が出ています。

2018/04/26 NHK ノーベル平和賞のメダルと賞状 広島・長崎で展示へ
2018/04/27 朝日新聞 ノーベル平和賞レプリカメダル、展示
2018/04/27 西日本新聞 平和賞メダル 長崎にレプリカ展示へ
2018/05/02 共同通信 平和賞メダル、各国で公開
2018/05/02 西日本新聞 平和賞メダル、各国で公開 広島や長崎でも、ピースボート
2018/05/03 朝日新聞 ノーベル賞、レプリカ展示へ
2018/05/03 朝日新聞 ICANの平和賞レプリカメダル、被爆地で8月に展示
2018/05/03 東京新聞 平和賞メダル貸します 展示希望団体・学校を募集

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