【ハッピーシェア地球便レポート】第92回ピースボート地球一周の船旅
ピースボートはLUSH(株式会社ラッシュジャパン)と協力し、世界で必要とされている場所に石けんなどLUSHの商品を届け、ハッピーの輪を広げようという「ハッピーシェア地球便」プロジェクトを行っています。現地のNGOやコミュニティ団体と連携して、衛生的な生活に欠かせない石けんやシャンプーを寄付し、生活のサポートの促進などに役立てていただいています。
2016年11月末、日本に帰港した第92回ピースボート地球一周の船旅では、インド、カンボジア、パナマ、メキシコなどに寄港し、石けんを届けました。
2016年11月末、日本に帰港した第92回ピースボート地球一周の船旅では、インド、カンボジア、パナマ、メキシコなどに寄港し、石けんを届けました。
- プロジェクト: ハッピーシェア地球便
- クルーズ: 第92回 地球一周の船旅
船
2017.3.14
2019.3.26
ピースボートはLUSH(株式会社ラッシュジャパン)と協力し、世界で必要とされている場所に石けんなどLUSHの商品を届け、ハッピーの輪を広げようという「ハッピーシェア地球便」プロジェクトを行っています。現地のNGOやコミュニティ団体と連携して、衛生的な生活に欠かせない石けんやシャンプーを寄付し、生活のサポートの促進などに役立てていただいています。
2016年11月末、日本に帰港した第92回ピースボート地球一周の船旅では、インド、カンボジア、パナマ、メキシコなどに寄港し、石けんを届けました。
2016年11月末、日本に帰港した第92回ピースボート地球一周の船旅では、インド、カンボジア、パナマ、メキシコなどに寄港し、石けんを届けました。
インドの女性の自立支援を考える
南インド(コーチン)で女性支援施設ヴィマラ・ウェルフェアー・センターを訪れ、LUSHの石けんなど支援物資を届けました。
この施設は、貧困地域に住む女性の為の職業訓練校です。手に職をつけること、家に閉じこもりがちな女性たちのコミュニケーションの場としても活用され、メンタルケアなども行っています。
女性の社会進出や結婚後、出産後に働くことができない厳しい課題を知ると同時に、施設で作られたバッグ、コースター、ワンピース、サリーなどの販売によって、職業支援につながる仕組みなどを学ぶことができました。お互いの文化交流など、女性同士の和やかな雰囲気の中、交流が行われました。
※支援先の女性支援施設の詳しい様子は、下記の【この記事を読んだ方におすすめ】のリンクからご覧になることができます。
この施設は、貧困地域に住む女性の為の職業訓練校です。手に職をつけること、家に閉じこもりがちな女性たちのコミュニケーションの場としても活用され、メンタルケアなども行っています。
女性の社会進出や結婚後、出産後に働くことができない厳しい課題を知ると同時に、施設で作られたバッグ、コースター、ワンピース、サリーなどの販売によって、職業支援につながる仕組みなどを学ぶことができました。お互いの文化交流など、女性同士の和やかな雰囲気の中、交流が行われました。
※支援先の女性支援施設の詳しい様子は、下記の【この記事を読んだ方におすすめ】のリンクからご覧になることができます。
カンボジアの地雷問題を検証する
カンボジア(シェムリアップ)で活動するカンボジアン・ハンディクラフト・アソシエーション(CHA)、シェムリアップ州立リハビリセンター、スナハイ村小学校を訪れ、LUSHの石けんなど支援物資を届けました。
カンボジア内戦の歴史を伝える博物館や地雷除去現場、被害者を支援する団体を訪問し、今も続く地雷被害について考えました。地雷被害者やポリオ患者、女性被害者の自立、社会復帰を支援する団体など、現地で活動するNGOは多岐にわたり、その活動内容や思いを学びました。
ピースボートが地雷除去支援を続けている村を訪れ、村人と共に小学校の開校を祝いました。日本国内で地雷廃絶の為の街頭募金などを行っていたボランティアスタッフからは、出会えた子どもたちに日本で活動していた時の思いを込めてスピーチをしました。
※支援先のひとつであるスナハイ村の小学校の開校式の様子は、下記の【この記事を読んだ方におすすめ】のリンクからご覧になることができます。
カンボジア内戦の歴史を伝える博物館や地雷除去現場、被害者を支援する団体を訪問し、今も続く地雷被害について考えました。地雷被害者やポリオ患者、女性被害者の自立、社会復帰を支援する団体など、現地で活動するNGOは多岐にわたり、その活動内容や思いを学びました。
ピースボートが地雷除去支援を続けている村を訪れ、村人と共に小学校の開校を祝いました。日本国内で地雷廃絶の為の街頭募金などを行っていたボランティアスタッフからは、出会えた子どもたちに日本で活動していた時の思いを込めてスピーチをしました。
※支援先のひとつであるスナハイ村の小学校の開校式の様子は、下記の【この記事を読んだ方におすすめ】のリンクからご覧になることができます。
先住民族「クナ族」の文化体験
パナマ(クリストバル)で活動する「クナ・オーソリティー」を訪れ、ミシン、布などの支援物資を届けました。
パナマで最も有名な民族手芸「モラ」は、先住民クナ族の女性たちによって一つ一つ手作りされています。クナ族は、自分たち独自の文化を守るため立ち上げた保全団体「クナ・オーソリティー」を中心に文化継承に励んできました。
しかし、先住民族の減少や経済的理由による慢性的な物資不足などを背景に、伝統的文化を継承することが難しくなる地域が出てきています。ピースボートでは、クナ族の文化支援としてミシンや布を継続的に届けています。
クナ族の女性は、クナ族の文化を受け継ぐ重要な立場として大切に扱われいます。またアルビノ(先天性白皮症)として生まれてきた子どもを「神の子」として大切にされる文化から、学ぶべきことがたくさんある訪問でした。
これまで文房具、コンピューター、ミシン、布などを支援してきましたが、今回現場を訪れて今後は町のインフラ整備などの支援ができるという話し合いにもなり、意義のある交流ができました。
パナマで最も有名な民族手芸「モラ」は、先住民クナ族の女性たちによって一つ一つ手作りされています。クナ族は、自分たち独自の文化を守るため立ち上げた保全団体「クナ・オーソリティー」を中心に文化継承に励んできました。
しかし、先住民族の減少や経済的理由による慢性的な物資不足などを背景に、伝統的文化を継承することが難しくなる地域が出てきています。ピースボートでは、クナ族の文化支援としてミシンや布を継続的に届けています。
クナ族の女性は、クナ族の文化を受け継ぐ重要な立場として大切に扱われいます。またアルビノ(先天性白皮症)として生まれてきた子どもを「神の子」として大切にされる文化から、学ぶべきことがたくさんある訪問でした。
これまで文房具、コンピューター、ミシン、布などを支援してきましたが、今回現場を訪れて今後は町のインフラ整備などの支援ができるという話し合いにもなり、意義のある交流ができました。
メキシコの孤児院「小さな天使の家」の子どもたちと出会う
メキシコ(マンサニージョ)で活動する孤児院「天使の家」を訪れ、LUSHの石けんの他、バレーボールやボーチなどの支援物資を届けました。
天使の家は、家庭内暴力を受けた子や、虐待、ネグレクトなど、ざまざまな問題を抱えた2歳~18歳までの子どもたちが生活しています。ここは生活面や学業面だけではなく、子どもたちの自立をするまでのサポートをすることを目的としています。
近年メキシコでは経済的な貧富の差が益々広がり、失業や貧困問題の影響から、この孤児院へ来る子どもたちは増え続けています。今回の交流でメキシコの現状を学ぶと共に、これまで訪れた国や日本の経済政策、貧富の格差の広がりなどと比較でき、また支援物資を通して現地と繋がる活動ができました。
天使の家は、家庭内暴力を受けた子や、虐待、ネグレクトなど、ざまざまな問題を抱えた2歳~18歳までの子どもたちが生活しています。ここは生活面や学業面だけではなく、子どもたちの自立をするまでのサポートをすることを目的としています。
近年メキシコでは経済的な貧富の差が益々広がり、失業や貧困問題の影響から、この孤児院へ来る子どもたちは増え続けています。今回の交流でメキシコの現状を学ぶと共に、これまで訪れた国や日本の経済政策、貧富の格差の広がりなどと比較でき、また支援物資を通して現地と繋がる活動ができました。