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夏の日韓クルーズで、アジアの平和、歴史、環境について学びませんか

夏の日韓クルーズで、アジアの平和、歴史、環境について学びませんか
2014年の日韓クルーズは毎日新聞の情報誌で特集されました
日韓両国から参加者を募り、ともにアジアを旅するピースボートの日韓クルーズ。
これまで多くの幅広い層が参加し、国籍や年代を超えた深い友情や大きな感動がいくつも生まれました。2016年夏の訪問地は、釜山(韓国)、上海(中国)、那覇(沖縄)、長崎、博多です。

各寄港地には多彩な観光プログラムもありますが、ここでは、ピースボートならではの平和や歴史、環境について考えるプログラムの数々をご紹介します。こうしたプログラムに一つでも参加し、船上で感想を語り合ってみるのも、ピースボートの楽しみ方です。
2014年の日韓クルーズは毎日新聞の情報誌で特集されました
日韓両国から参加者を募り、ともにアジアを旅するピースボートの日韓クルーズ。
これまで多くの幅広い層が参加し、国籍や年代を超えた深い友情や大きな感動がいくつも生まれました。2016年夏の訪問地は、釜山(韓国)、上海(中国)、那覇(沖縄)、長崎、博多です。

各寄港地には多彩な観光プログラムもありますが、ここでは、ピースボートならではの平和や歴史、環境について考えるプログラムの数々をご紹介します。こうしたプログラムに一つでも参加し、船上で感想を語り合ってみるのも、ピースボートの楽しみ方です。

釜山 古里原発を通して考える命の「安全」

夏の日韓クルーズで、アジアの平和、歴史、環境について学びませんか
老朽化が指摘され、廃炉が予定されている古里原発。
釜山中心部から約30kmの距離に韓国の古里原発があります。古里原発は住民の生活の目の前にある原発で、トラブルが続いています。1978年に韓国初の原子力発電所として商業運転を開始した古里原発1号機(2017年に廃炉予定)ですが、2012年2月には定期検査中に外部電源が停止し、非常用ディーゼル発電機も作動しない全電源喪失事故を起こしています。原発立地地域の複雑な事情は日本も韓国も変わりません。地元の人びとの立場に立って考えながら、それぞれの国や世界の原子力政策について考えます。

上海 南京虐殺記念館で日中の歴史を考える

夏の日韓クルーズで、アジアの平和、歴史、環境について学びませんか
過去に起こったことを考えさせられる南京大虐殺記念館。
「日本軍による集団的、個別的な虐殺事件が発生し、強姦、略奪や放火が頻繁した」。これは、政府が立ち上げた日中共同歴史研究の最終報告(2010年)の南京事件に関する記述です。被害者の数については、両政府で未だに共通認識を持つに至っていませんが、虐殺が行われたことは日本政府も認めています。2015年10月、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が世界記憶遺産に「南京大虐殺の記録」を登録したことに対し、日本政府はこれを不満とし、ユネスコへの分担金支払い停止を検討する考えを示しました。上海から陸路、南京虐殺記念館を訪れる日帰りプログラム。まずは自分の目と耳で、史実にふれてみませんか。

那覇 市民がとめる辺野古の米軍基地建設

夏の日韓クルーズで、アジアの平和、歴史、環境について学びませんか
辺野古の浜辺に設置された有刺鉄線に、平和を願うメッセージが多数くくりつけられている。
沖縄には在日米軍基地の74%が集中しています。この米軍基地に関して、1995年の米兵による少女暴行事件をきっかけに、日米両政府は普天間基地の返還とその条件として辺野古を「代替」施設候補地とすることを決めました。しかし、辺野古では住民を中心とした反対運動が展開され、今も基地は建設されていません。また、2016年4月には元米兵による女性殺害事件が発生しました。今回は、人魚のモデルとも言われるジュゴンが生息する美しい海を訪れ、辺野古を守るために闘う人びとにお会いし、ともに抗議活動を行います。

長崎 ダム建設に直面する川原を訪問する

夏の日韓クルーズで、アジアの平和、歴史、環境について学びませんか
川原の素朴ながら、美しい景観。
石木川のほとりにある川原(こうばる)郷が石木ダムの建設予定地となってから、すでに半世紀の月日が経ちました。人口減少や節水器機の普及により、日本では水の需要が減少しており、また河川改修が進んでいることから、洪水対策としてのダム建設も不要と言われています。しかし、必要有無の見直しもなく、今でも13世帯60人が暮らす自然豊かな土地に、285億円の税金を使ってダムは建設されようとしています。本コースでは、ダム建設予定地域の視察や交流会を通して、川原の豊かな自然に触れ、手料理を準備して暖かく迎えてくれる地元の人びとと出会います。

【特別プログラム】福島の子どもたちも船旅に参加します

夏の日韓クルーズで、アジアの平和、歴史、環境について学びませんか
2015年3月、スリランカのコロンボで、津波の被害があった地域を訪れ、現地の子どもたちを交流しました。
福島原発事故から5年。今も原発災害の影響によりさまざまな困難を強いられている子どもたちがいます。ピースボートが震災直後から行っている「福島子どもプロジェクト」では、これまで福島県南相馬市の中学生100 名以上が乗船し、様々な国をめぐりました。今クルーズでは南相馬から約12人の子どもたちが乗船し、各寄港地で歴史を学び、若者との交流を行います。ぜひ南相馬の子どもたちとも交流し、よい経験をともに作ってください。

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