パンフレットをでお届け
資料請求

【支援物資活動レポート】第88回ピースボート地球一周の船旅

【支援物資活動レポート】第88回ピースボート地球一周の船旅
働くこどもと人権を考える「イェルバテロスの家(マントック)」を訪れ、文房具を寄贈。ペルー(ビジャエルサルバドル)にて
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。

2015年12月、日本に帰航した第88回ピースボート地球一周の船旅では、フィリピン、インド、メキシコ、ペルーに寄港し、現地の子どもたちに文房具、古着、楽器などを届けました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。
働くこどもと人権を考える「イェルバテロスの家(マントック)」を訪れ、文房具を寄贈。ペルー(ビジャエルサルバドル)にて
ピースボートUPA国際協力プロジェクトでは、世界各地へ「支援物資」を届ける活動を通して、各国のNGOや市民団体とのネットワーク作りを行っています。

2015年12月、日本に帰航した第88回ピースボート地球一周の船旅では、フィリピン、インド、メキシコ、ペルーに寄港し、現地の子どもたちに文房具、古着、楽器などを届けました。

物資をご提供いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

子どもと女性の人権をサポート、フィリピンのNGO「オプションズ」

【支援物資活動レポート】第88回ピースボート地球一周の船旅
フィリピン(セブ)マンダウエ市にて古着を支援物資として寄贈。
フィリピン(セブ)で活動する「NGOオプションズ」を訪れ、マンダウエ市カンドゥマン町(バランガイ)にある学校へ古着、文房具などの支援物資を届けました。この町では、1日1ドル以下で生活する最貧層の家庭が多く暮らしています。

地域としては、積極的に貧困解消、教育支援、被災者支援、防災対策にも取り組んでいます。そうしたグループのひとつであるNGO「オプションズ」は、地域の子どもと女性の人権をサポートするため、1994年に設立された団体です。ピースボートはNGOの活動を見学し、支援先である学校、地域を訪問し現地視察、交流を深めました。

フィリピンの子どもたちを支えるNGO「 ゾト」

【支援物資活動レポート】第88回ピースボート地球一周の船旅
受け入れてくださったお礼にピースボート本船の額縁をプレゼント
フィリピン(マニラ)で活動するNGO「ゾト」を訪れ、古着、文房具などの支援物資を届けました。

フィリピンでは、国が経済成長に沸く一方、国民の約8割が低所得層を占め、貧富の格差が社会問題になっています。また度重なる台風被害や水害などの影響もあり、スラム街に暮らしているストリートチルドレンたちの衛生面も心配されています。

その他、教育、児童労働、児童ポルノなどの被害を受けるこどもたちもたくさんいます。「スモーキーマウンテン」と呼ばれるゴミ山からゴミを拾って生活をしている子どもたちも多く存在します。

フィリピンの首都マニラにて、環境改善、地域づくり、さまざまな権利保護に取り組むNGOゾトを訪問し、フィリピンの貧困の様々な側面と、それに対する住民主体の活動について学びました。地元の人々との交流を通して、フィリピンの貧困問題の構造的な部分まで深く学ぶことができました。

インドで女性たちを支えるNGO「コープ・インディア」を訪れて

【支援物資活動レポート】第88回ピースボート地球一周の船旅
お互いの文化を紹介するワークショップが盛り上がりました。
インド(ムンバイ)で活動する「コープ・インディア」を訪れ、布、反物などの支援物資を届けました。

家庭によっては「女性」というだけで教育を受けられなかったり、社会的にも働く体制が整っていなかったりと、女性が経済的に自立するのはまだまだ困難な点が多いといわれているインド。

NGO「コープ・インディア」は女性と子どもの社会、経済、生活の向上、そして自立への道ををサポートするために活動しています。サリーの布を裁断、加工してアクセサリーや小物を作る職業支援プログラムに役立てるよう、反物や布を寄付しました。交流会では、民族衣装のサリーや日本から持参した和服の着付けなど文化交流が盛り上がりました。

メキシコの「ドス・オホス地区の小学校」

【支援物資活動レポート】第88回ピースボート地球一周の船旅
協働作業で塗られた壁画は友好の証として小学校に残ります
メキシコ(コスメル)「ドス・オホス地区の小学校」を訪れ、文房具、サッカーボールなどの支援物資を届けました。

コスメルはメキシコで一番大きな島で、4世紀頃からマヤ人が住みユカタン半島における芸術や宗教の中心地として栄えました。ユカタン半島には今でもマヤ人のコミュニティが多く残っており、言語や伝統を継承し続けています。

ピースボートは、マヤ族の子孫が多く住む地域にある小学校を訪問し、校舎の壁画塗りや子どもたちとの交流を行いました。また「自然とのつきあい方」というテーマで「テマスカル」と呼ばれるマヤの清めの儀式に参加し、マヤの精神世界について学びました。

街灯もない、真っ暗なジャングルで夜を過ごし、自然の偉大さや太古から伝わるマヤの教えなどに思いをはせる体験となりました。

ご提供、ご協力いただいた皆様

和光市役所
大和ライフプラス
高松工芸高校
東京都中央区泰明小学校
ピースボート乗船者のみなさま

その他多数

このレポートを読んだ方におすすめ