「マンガ入門 殺人ロボットがやってくる!?」 ピースボートスタッフが軍事ドローンとロボット兵器の入門書を出版しました

「マンガ入門 殺人ロボットがやってくる!?」 ピースボートスタッフが軍事ドローンとロボット兵器の入門書を出版しました
ドローンやロボットは、動画撮影、お掃除、災害対応、介護、自動運転など、人々の暮らしに役立つものとしてどんどんと身近になっています。しかし、これらの技術が実際には戦場で軍事目的で使われていること、その先には「殺人ロボット」の登場まで懸念されていることはあまり知られていません。この問題について、このたびピースボートの川崎哲と畠山澄子が『マンガ入門・殺人ロボットがやってくる!?軍事ドローンからロボット兵器まで』を執筆し合同出版から出版しました。漫画は新名昭彦さん。

殺人ロボットの禁止を求める国際NGOと共に

ピースボートはこれまで、核兵器、対人地雷、クラスター爆弾など非人道兵器の禁止キャンペーンに積極的に関わってきました。近年、国際的には「殺人ロボット」や「武装ドローン」の禁止や規制を求めるNGO活動が活発化しています。

しかし日本国内ではこの問題はほとんど知られていませんでした。そこで、漫画を使った入門書という形で出版したものです。

表紙の帯には、ピースボートが国際運営団体として参加する核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長が推薦の言葉を寄せています。

本書では、急速に自動化・自律化が進む軍事ドローンやロボット兵器の問題を分かりやすく解説しました。

ドローンが戦場でも使われているという事実に始まり、ロボット技術や人工知能の発展によって限りなく「殺人ロボット」に近い兵器ができつつある現状を紹介しながら、これらの兵器が投げかけている問題点を整理しました。

軍事ドローンやロボット兵器は、ピンポイントで攻撃し「被害を最小化する」と考える向きもあります。しかしこの本では、それらが本当に“スマート”で“ピンポイント”なのか、実態に基づき疑問を投げかけています。

また、事故の危険性や責任の所在の曖昧さも指摘します。このような話題に触れながら、この本では人間の尊厳という被害の「質」の問題にも迫ります。

子どもから大人まで幅広く読んでもらえる内容です。ぜひ、お手に取ってください。本書は、今後ピースボートの地球大学など船上プログラムでも活用していきます。

本書の構成

■書名 :『マンガ入門 殺人ロボットがやってくる!?──軍事ドローンからロボット兵器まで』
■著者 :川崎 哲+畠山澄子[著]/新名昭彦[漫画]
■定価 :本体1,380円+税
■判型 :B5判並製/88ページ
■ISBN:978-4-7726-1330-9

■もくじ
第1章 身近にあるドローン
第2章 戦争で使われているドローン
第3章 ロボット兵器がやってくる
第4章 戦争「ハイテク化」の歴史
第5章 ロボット兵器 5つの問題点
第6章 なぜ、誰が、兵器を開発したがるの?
第7章 ロボット兵器をどう規制する? 国際社会の取り組み
第8章 ロボット兵器に反対する人びと
第9章 私たちにできること

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