戦争ではなく協力を NGO非戦ネットが立ち上がりました
いま国会では安全保障関連法案が審議されています。この法案は「日本を戦争できる国」にする危険性をはらんでいます。このような動きに反対し、市民による国際協力を進めるため「NGO非戦ネット2015」が活動を開始しました。ピースボートは呼び掛け団体として参加しています。
- プロジェクト: グローバル9条キャンペーン
INFO
2015.7.2
2019.3.26
いま国会では安全保障関連法案が審議されています。この法案は「日本を戦争できる国」にする危険性をはらんでいます。このような動きに反対し、市民による国際協力を進めるため「NGO非戦ネット2015」が活動を開始しました。ピースボートは呼び掛け団体として参加しています。
若手NGO職員によるディスカッション
2015年7月2日(木)には「NGOは安保法制とどう向き合うか?」と題する発足シンポジウムが築地本願寺で行われました。第2部に行われた若手NGO職員によるディスカッションに、ピースボート・スタッフの草深比呂至が登壇しました。草深は、主に船旅の寄港地プログラム作りを担当し、年間の半分以上は海外で活動しています。
「世界の国々は私たちが考えるよりも日本を見ています。一緒にプログラム作りをしている現地の人には、平和の国、日本はどうなってしまうのか。大丈夫なのかと心配されます。」
現地の方々から、このような質問を投げかけられることは少なくない、と草深は語りました。
「世界の国々は私たちが考えるよりも日本を見ています。一緒にプログラム作りをしている現地の人には、平和の国、日本はどうなってしまうのか。大丈夫なのかと心配されます。」
現地の方々から、このような質問を投げかけられることは少なくない、と草深は語りました。
政府や国連にだけ平和への責任を預けない
世界では平和と公正を求める市民の声が広がっています。日本は、憲法9条という財産を持ち戦争をしない国だからこそ、尊敬され信頼されてきました。その日本の行動が注目されていることを、現地や紛争地域など海外の現場で活動するNGO職員は実感しています。
平和や安全保障は、政府や国連にだけ責任があるのではなく、私たち市民が、国境を越えた交流・協力、平和・共生の運動を広げ作り上げて築いていくべきものです。現在の状況は、私たちが平和への実践を怠っていた結果とも言えます。
現場を知っている私たちNGOがまず、その現場から声を上げていきたいと思います。
平和や安全保障は、政府や国連にだけ責任があるのではなく、私たち市民が、国境を越えた交流・協力、平和・共生の運動を広げ作り上げて築いていくべきものです。現在の状況は、私たちが平和への実践を怠っていた結果とも言えます。
現場を知っている私たちNGOがまず、その現場から声を上げていきたいと思います。
メディアでの報道
以下のメディアで報道されました。
・TBSテレビ NEW23 (7月2日)
・NHK 人道支援NGOが安保法案反対の団体設立 (7月2日)
・TBSテレビ NEW23 (7月2日)
・NHK 人道支援NGOが安保法案反対の団体設立 (7月2日)
NGO非戦ネット賛同者・賛同団体募集中!
7月2日に築地本願寺を会場に、「NGO非戦ネット2015」が立ち上がりました。現在、NGO職員・役員・団体の賛同を募集しています。国際協力に携わっている者として、「非戦」をキーワードにつながっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。賛同フォームは非戦ネットブログよりダウンロードください。