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ピースボートで出会うモーリシャス

ピースボートで出会うモーリシャス
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。

※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。

※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。

ピースボートで出会うモーリシャス

ピースボートで出会うモーリシャス
マダガスカルの東の沖、インド洋に2つ島が並んでいます。一つはフランス在外県のレユニオン島、もう一つが、モーリシャス共和国の国土の大半を占めるモーリシャス島です。

ピースボートは、モーリシャスの首都ポートルイスに寄港します。

歴史を辿ると、インドやマレー系の人々が移住し、その後オランダ領、フランス領、イギリス領となった経緯があります。

そのため、地理的にはアフリカ寄りですが、住民の多くはインド系で、フランス語と現地の人々の言葉との混成語である「クレオール」に加え、フランス語と英語が一般的に使われています。

不思議の国のアリスに登場する飛べない鳥「ドードー」はこの島に生息していましたが、入植したヨーロッパ人や外来動物に捕食され、絶滅してしまいました。そのため幻の鳥となったドードーをあしらったお土産品も見かけます。
ピースボートで出会うモーリシャス
第100回クルーズには、水先案内人(洋上ゲスト講師)として、インド洋を舞台に活躍するプロデューサーであり文化活動家のパーシー・イップ・トン(Percy Yip Tong)氏が乗船しました。

モーリシャスの文化や習慣が融合した、カラフルな衣装を身に纏い演じられる「セガ」という音楽とダンスの起源と意味合いや、自身のクレオールとしてのアイデンティティについて講演しました。


▼インタビュー映像(英語)
ピースボートで出会うモーリシャス
船が到着すると、現地で活動するNGOを訪問するスタディツアーを開催します。

2016年12月に出航した第90回クルーズやその翌年の第93回クルーズでは、女性の起業を支援・促進する「全国女性起業家会議(NWEC)」を訪れました。

この団体は、モーリシャス政府の男女平等・家族福祉省によって1999年に設立されたものです。

技術研修プログラムやマーケティング支援を通じて、3000人以上の女性起業家を支援しています。

ピースボートの参加者は、まずモーリシャスのダンスと音楽による歓迎をうけてから、団体の活動内容や女性の起業家精神について学びました。
ピースボートで出会うモーリシャス
現地で貧困の対策や低所得家庭の子どもたちの支援に取り組むNGO「Les Enfants d'un Reve(夢の子供たち)」を訪問するプログラムも実施しています。

リシリュー地区の住民と交流を行い、貧困問題への取り組みについて学びます。

2013年の第81回クルーズでの訪問の際は、サンタクロースがクリスマスのお祝いに駆けつけてくれました。
ピースボートで出会うモーリシャス
また、2014年に寄港した第86回クルーズでは、島の内陸部のミッドランド地区に移動し、NGO「アソシエーション・シヴィーク・ミッドランド(Association Civique Midlands、ACM)」の活動を学ぶプログラムも行いました。

ACMはキャパシティ・ビルディング(能力開発)の活動を行なっており、ピースボートの参加者は、持続可能な観光を促進する取り組みについて学ぶ機会を得ました。
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2020年7月、日本の企業が所有する貨物船「わかしお」が座礁し、サンゴの海に囲まれたモーリシャス島の海岸線に重油が流出する事故が発生しました。

ピースボート災害支援センター(PBV)は、現地のNGOを支援する緊急支援募金を行いました。日本国内で、8,500を超える個人や団体からの寄付が集まりました。

最初の支援先はモーリシャス野生生物基金(Mauritius Wildlife Foundation)で、絶滅の危機に瀕した動物や植物を被災地から避難させるプロジェクトを行っています。

また、石油流出と新型コロナウィルス感染症の大流行による損失を補うため、地域社会に代替の生計手段を提供する「モーリシャス環境保護・保全機構(EPCO)」を支援しています。

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