3.11から8年 国内外において、原発事故の教訓を風化させず、自然エネルギーの促進に努めます
東日本大震災と福島の原発事故から8年を迎えました。ピースボートはこれまで脱原発を推進してきましたが、現在、自然エネルギーによる照明を実際に必要な人々に届ける活動を行なっています。
同時に、これまで通り「脱原発をめざす首長会議」を支援したり、「福島ブックレット委員会」の一員として福島の教訓を国内外に発信し続けたり、原発に頼らない社会を作るために取り組んでいます。
同時に、これまで通り「脱原発をめざす首長会議」を支援したり、「福島ブックレット委員会」の一員として福島の教訓を国内外に発信し続けたり、原発に頼らない社会を作るために取り組んでいます。
- プロジェクト: 脱原発
INFO
2019.3.11
2020.5.11
東日本大震災と福島の原発事故から8年を迎えました。ピースボートはこれまで脱原発を推進してきましたが、現在、自然エネルギーによる照明を実際に必要な人々に届ける活動を行なっています。
同時に、これまで通り「脱原発をめざす首長会議」を支援したり、「福島ブックレット委員会」の一員として福島の教訓を国内外に発信し続けたり、原発に頼らない社会を作るために取り組んでいます。
同時に、これまで通り「脱原発をめざす首長会議」を支援したり、「福島ブックレット委員会」の一員として福島の教訓を国内外に発信し続けたり、原発に頼らない社会を作るために取り組んでいます。
「ボヤージ・オブ・ライト」プロジェクト:電気のない地域の人々に照明を届けています
フィリピンで創設されたNGOリッター・オブ・ライト(Liter of Light)は、小さなソーラーパネルとバッテリー、ペットボトルなどの廃材とLEDライトなどを組み合わせて、電気のない地域に照明システムを届けています。
2018年12月〜2019年3月の期間に南半球を巡っている第100回クルーズにて、リッター・オブ・ライトから5名のスタッフが乗船し、訪問地へ約1000個のライトを届け、さらにその作り方やメンテナンスの仕方を伝えるプロジェクト「ボヤージ・オブ・ライト」を実施しています。
今では世界30以上の国に広がっているリッター・オブ・ライトの活動ですが、今回ピースボートと連携することで、マダガスカルやブラジルのスラム地区を含む様々な地域へ、さらなる広がりをみせています。電気へのアクセスがなかったり限られた生活をしている人々は、世界中に14億人以上いますが、大規模な発電所から送電線をひかなくても、空から降り注ぐ太陽光を使うことで、非常に安価に照明を得ることが可能です。リッター・オブ・ライトが提供する照明は、誰にでも簡単に作ることができ、修理することも簡単にできます。
リッター・オブ・ライトの活動は、完成した物を提供し対価を求めるのではなく、その製作方法やメンテナンス方法を伝え、オーナーシップを持ってもらう形式です。特に女性や子どもを中心とした一般市民が参加して作ることで、市民社会の力を強め、コミュニティ作りに貢献します。
2018年12月〜2019年3月の期間に南半球を巡っている第100回クルーズにて、リッター・オブ・ライトから5名のスタッフが乗船し、訪問地へ約1000個のライトを届け、さらにその作り方やメンテナンスの仕方を伝えるプロジェクト「ボヤージ・オブ・ライト」を実施しています。
今では世界30以上の国に広がっているリッター・オブ・ライトの活動ですが、今回ピースボートと連携することで、マダガスカルやブラジルのスラム地区を含む様々な地域へ、さらなる広がりをみせています。電気へのアクセスがなかったり限られた生活をしている人々は、世界中に14億人以上いますが、大規模な発電所から送電線をひかなくても、空から降り注ぐ太陽光を使うことで、非常に安価に照明を得ることが可能です。リッター・オブ・ライトが提供する照明は、誰にでも簡単に作ることができ、修理することも簡単にできます。
リッター・オブ・ライトの活動は、完成した物を提供し対価を求めるのではなく、その製作方法やメンテナンス方法を伝え、オーナーシップを持ってもらう形式です。特に女性や子どもを中心とした一般市民が参加して作ることで、市民社会の力を強め、コミュニティ作りに貢献します。
3/9 シンポジウム「3・11を忘れない 福島から未来へ~どう伝える?原発事故のこと」
3月9日(土)、聖心女子大学にて、FoE Japan主催で「3・11を忘れない 福島から未来へ~どう伝える?原発事故のこと」というシンポジウムが行われました。このシンポジウムに、ピースボートも協賛団体として参加しました。
シンポジウムでは、一部の避難区域が解除されたことで引き起こされた問題が取り上げられました。帰還していない避難者は住宅の無償提供が打ち切られ、生活が困窮しており、また、帰還した避難者も主に高齢者でまだ身体が動く方に限られていると、当事者からの報告がありました。家族や友人との語らいのある普通の日常が今も回復していない点では両者とも共通していることがよく理解できる内容でした。こうした事実を報道するようメディアに働きかけることの大切さも再確認しました。
シンポジウムでは、一部の避難区域が解除されたことで引き起こされた問題が取り上げられました。帰還していない避難者は住宅の無償提供が打ち切られ、生活が困窮しており、また、帰還した避難者も主に高齢者でまだ身体が動く方に限られていると、当事者からの報告がありました。家族や友人との語らいのある普通の日常が今も回復していない点では両者とも共通していることがよく理解できる内容でした。こうした事実を報道するようメディアに働きかけることの大切さも再確認しました。
ふくしまから世界へ~福島10の教訓~
ピースボートは、2015年3月に仙台で開催された国連世界防災会議に向けて活動した「2015防災会議日本CSOネットワーク(JCC2015)」のなかから生まれた「福島ブックレット委員会」の一員として活動を続けています
原発災害から人々を守るために、福島の教訓をブックレットにまとめ、多数の言語に翻訳をし、国内及び世界各地の市民に伝える活動を続けています。
2018年7月には、モンゴル・ウランバートルにて行われたアジア閣僚級防災会議(AMCDRR)に福島ブックレット委員会および防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)として参加し、福島原発事故後の様々なジレンマを発表しました。
2019年に入ってからは、韓国およびタイにて、ワークショップを交えた福島の教訓を伝える場を設け、メッセンジャーを育てる活動をしました。主にアジア地域において今年も展開していきます。
原発災害から人々を守るために、福島の教訓をブックレットにまとめ、多数の言語に翻訳をし、国内及び世界各地の市民に伝える活動を続けています。
2018年7月には、モンゴル・ウランバートルにて行われたアジア閣僚級防災会議(AMCDRR)に福島ブックレット委員会および防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)として参加し、福島原発事故後の様々なジレンマを発表しました。
2019年に入ってからは、韓国およびタイにて、ワークショップを交えた福島の教訓を伝える場を設け、メッセンジャーを育てる活動をしました。主にアジア地域において今年も展開していきます。
脱原発をめざす首長会議
ピースボートは2012年より、脱原発を志す市区町村長のネットワーク「脱原発をめざす首長会議」の事務局を務めています。
現在、約100名の現職と元職の首長が会員となっています。原発再稼働にあたっては、立地自治体だけでなく、周辺の自治体の同意が必要であるということを脱原発をめざす首長会議は一貫して主張してきました。東海第二原発の再稼働をめぐっては、日本原電と周辺自治体6市村との間で安全協定が結ばれました。
2018年は7月に島根市、10月に四万十市で勉強会を開催するなど、自治体への働きかけを続けています。
現在、約100名の現職と元職の首長が会員となっています。原発再稼働にあたっては、立地自治体だけでなく、周辺の自治体の同意が必要であるということを脱原発をめざす首長会議は一貫して主張してきました。東海第二原発の再稼働をめぐっては、日本原電と周辺自治体6市村との間で安全協定が結ばれました。
2018年は7月に島根市、10月に四万十市で勉強会を開催するなど、自治体への働きかけを続けています。
「脱原発世界ニュース」の配信を続けています
2012年より、世界の脱原発や自然エネルギー推進に関するニュースや国内のイベント情報を集め、週刊メールマガジンとして配信しています。受信を希望される方は、リンク「脱原発世界ニュース」より、メールマガジンにご登録ください。