ピースボートで出会うノルウェー
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。
※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
- 寄港地エリア: ヨーロッパ
船
2022.3.5
2022.3.26
船旅で訪れる寄港地では、ピースボートならではの国際交流や見聞を深める多様なスタディ・プログラムを行っています。「ピースボートで出会う」と題して、それぞれの寄港地について、ご紹介します。
※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
※この記事は、2020年〜2021年にかけてフェイスブックに掲載した”Voyaging with Peace Boat”シリーズの内容を基に作成しています。
ピースボートで出会うノルウェー
北欧のノルウェーは、英国やアイルランド、北フランスの近海で「ヴァイキング(海賊)」として活躍していたといわれる「ヴァイキングの末裔」の国としても知られています。
デンマーク、スウェーデンによる支配、そして第二次世界大戦中のドイツ支配を経て、戦後に独立を果たしました。その後は、女性の社会進出や福祉の面での先進国として世界をリードしています。
国土は南北に細長く、ノルウェー海の沿岸に続く見事なフィヨルドも見所です。ピースボートでも、フィヨルド遊覧をたっぷり楽しみます。寄港地であるベルゲンも、そのフィヨルド観光の拠点となる町のひとつです。港町のカラフルな建物を眺めながら海鮮を楽しみつつ、トロールを探してみましょう。
また、北極海に浮かぶスヴァールバル諸島は、北極圏ツアーの拠点としても人気の観光地になっています。ピースボートでも今後ロングイェールビーンへの寄港を予定しています。
デンマーク、スウェーデンによる支配、そして第二次世界大戦中のドイツ支配を経て、戦後に独立を果たしました。その後は、女性の社会進出や福祉の面での先進国として世界をリードしています。
国土は南北に細長く、ノルウェー海の沿岸に続く見事なフィヨルドも見所です。ピースボートでも、フィヨルド遊覧をたっぷり楽しみます。寄港地であるベルゲンも、そのフィヨルド観光の拠点となる町のひとつです。港町のカラフルな建物を眺めながら海鮮を楽しみつつ、トロールを探してみましょう。
また、北極海に浮かぶスヴァールバル諸島は、北極圏ツアーの拠点としても人気の観光地になっています。ピースボートでも今後ロングイェールビーンへの寄港を予定しています。
周辺の北欧諸国と同様、ノルウェーは環境分野でのイノベーションや保全活動を牽引しています。
ベルゲン大学では、ノルウェー国連協会(FN-sambandet / United Nations Association of Norway)と協力し、現地の海洋・気候活動家や専門家、小島大歌(Small Island Big Song)プロジェクトのミュージシャン、ピースボートの海洋と気候変動ユースアンバサダーとともに、気候危機やその対策について話し合いました。
ベルゲン大学では、ノルウェー国連協会(FN-sambandet / United Nations Association of Norway)と協力し、現地の海洋・気候活動家や専門家、小島大歌(Small Island Big Song)プロジェクトのミュージシャン、ピースボートの海洋と気候変動ユースアンバサダーとともに、気候危機やその対策について話し合いました。
2019年、ピースボートのスタッフがオスロで開催されたアワー・オーシャン会議に参加しました。
この会議は、政府や研究機関、市民団体から参加者が集い、それぞれの経験を共有しながら、美しい海を保つために必要なアクションや解決策を探るものです。
ピースボートはこの会議と同時に開催されたユースセッションについても公式パートナーとなり、約50か国から100名の若者が集まったプログラムに参加しました。
スタッフのエミリー・マグローンとメリ・ジョイスが、サンゴ礁の修復や若者による気候行動といったテーマを通じて新しい提案を考える若者のグループのメンター役を務め、一緒にディスカッションやプレゼンを重ねました。
この会議は、政府や研究機関、市民団体から参加者が集い、それぞれの経験を共有しながら、美しい海を保つために必要なアクションや解決策を探るものです。
ピースボートはこの会議と同時に開催されたユースセッションについても公式パートナーとなり、約50か国から100名の若者が集まったプログラムに参加しました。
スタッフのエミリー・マグローンとメリ・ジョイスが、サンゴ礁の修復や若者による気候行動といったテーマを通じて新しい提案を考える若者のグループのメンター役を務め、一緒にディスカッションやプレゼンを重ねました。
ノルウェーの市民団体は、核兵器のない世界を目指す運動のパートナーでもあります。
港では、「平和と自由のための女性国際連盟(Women's International League for Peace)」や「ノルウェー人民支援連帯青年ベルゲン(Freedom and Norwegian People's Aid)」などと協力して、核廃絶を訴えるイベントを開催します。
船内で練習を重ねたたくさんの参加者が街頭で和太鼓や創作ダンスなどのパフォーマンスを行い、メッセージを伝え意識を高める活動を担います。
港では、「平和と自由のための女性国際連盟(Women's International League for Peace)」や「ノルウェー人民支援連帯青年ベルゲン(Freedom and Norwegian People's Aid)」などと協力して、核廃絶を訴えるイベントを開催します。
船内で練習を重ねたたくさんの参加者が街頭で和太鼓や創作ダンスなどのパフォーマンスを行い、メッセージを伝え意識を高める活動を担います。
2017年、オスロは、ピースボートの核廃絶への取り組みの意義を改めて確信する土地になりました。
この年、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞しました。
ICAN事務局長のベアトリス・フィン氏、カナダ在住の被爆者サーロー節子さんと共に、ピースボートも国際運営グループの一員として授賞式に出席しました。
また、被爆者代表団のオスロへの渡航も手伝い、ICANの受賞を皆で祝い、核廃絶への決意を新たにしました。
この年、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞しました。
ICAN事務局長のベアトリス・フィン氏、カナダ在住の被爆者サーロー節子さんと共に、ピースボートも国際運営グループの一員として授賞式に出席しました。
また、被爆者代表団のオスロへの渡航も手伝い、ICANの受賞を皆で祝い、核廃絶への決意を新たにしました。