ユネスコ世界会議の併催イベントでセミナーを実施しました
2014年11月10日〜12日に名古屋で開催された「持続可能な開発のための教育(ESD)」に関するユネスコ世界会議の併催イベントで、ピースボート地球大学がセミナーを実施しました。
- プロジェクト: 地球大学
- クルーズ: 第84回 地球一周の船旅
INFO
2014.12.11
2019.3.26
2014年11月10日〜12日に名古屋で開催された「持続可能な開発のための教育(ESD)」に関するユネスコ世界会議の併催イベントで、ピースボート地球大学がセミナーを実施しました。
この会議では、ここ10年間(※)の持続可能な社会にむけた取り組みの成果を発表するもので、地球規模の課題を解決するために、教育に何ができるのかを話し合いました。ピースボートは同会議の併催イベントで、地球一周の船旅を利用した教育プログラムや平和活動に関する様々なプロジェクトをESDの実践例として紹介しました。
(※)日本が国連に提唱し、2005年~2014年の10年間を「国連持続可能な開発のための教育の10年(05年〜14年)」と定めた。
地球大学の講演では、自分から「知りたい」、「考えたい」、「行動したい」と思える人を育てることが、持続可能な社会づくりにおいて重要だと強調しました。そして、それを実現するためには、知識や教養を自分ごととして捉え、意見を言いやすい環境や自発的に行動できる場をつくることが大切だということを、2014年夏期のプログラムを例に説明しました。また、今後の取り組みとして2015年夏期のプログラムと英語でのディスカッションや現場実習を兼ね備えた、グローバル人材プログラムを紹介し、まとめました。
(※)日本が国連に提唱し、2005年~2014年の10年間を「国連持続可能な開発のための教育の10年(05年〜14年)」と定めた。
地球大学の講演では、自分から「知りたい」、「考えたい」、「行動したい」と思える人を育てることが、持続可能な社会づくりにおいて重要だと強調しました。そして、それを実現するためには、知識や教養を自分ごととして捉え、意見を言いやすい環境や自発的に行動できる場をつくることが大切だということを、2014年夏期のプログラムを例に説明しました。また、今後の取り組みとして2015年夏期のプログラムと英語でのディスカッションや現場実習を兼ね備えた、グローバル人材プログラムを紹介し、まとめました。
体験談では、地球一周を終えたばかりの地球大学受講生7名が3ヵ月間の学びの成果を報告するとともに、乗船前と乗船後で自分がどのように変わったかを発表しました。プログラムを通して、ESDが環境教育だけではなく、自然災害、貧困、紛争、経済問題とも密接につながっていることや、持続可能な社会を築くためには、地球市民の一人として行動することが大切だということを、現地NGOの取り組みや現場体験から学べたと語りました。体験談を語ってくれた7名の中から、いくつかを以下に紹介します。
【受講生体験談】
鏑木恵子さん
なかなか変わらない社会の現状に対して、「しょうがない」、「しかたない」と思っていたことが、プログラムを終えて、今の現状をそのまま受け入れるのではなく、自分自身が行動して変えていくことが重要だと考えられるようになりました。
宮原菜々子さん
乗船前は貧困、紛争、環境問題は遠い国の話だと思っていました。また、募金や節電など一人ひとりの努力が本当に意味があるものなのか疑問でした。しかし、プログラムを通して、一人ひとりの努力が積み重なれば地球を良くすることもできると考えられるようになりました。
樋田拓也さん
大量生産・大量消費、多国籍企業やメディアなど、自分達の暮らしに関わる一つひとつが、持続可能な社会とつながっていることを学びました。今後はこれらの問題を多くの人に伝えていくことが重要だと考えられるようになりました。
【受講生体験談】
鏑木恵子さん
なかなか変わらない社会の現状に対して、「しょうがない」、「しかたない」と思っていたことが、プログラムを終えて、今の現状をそのまま受け入れるのではなく、自分自身が行動して変えていくことが重要だと考えられるようになりました。
宮原菜々子さん
乗船前は貧困、紛争、環境問題は遠い国の話だと思っていました。また、募金や節電など一人ひとりの努力が本当に意味があるものなのか疑問でした。しかし、プログラムを通して、一人ひとりの努力が積み重なれば地球を良くすることもできると考えられるようになりました。
樋田拓也さん
大量生産・大量消費、多国籍企業やメディアなど、自分達の暮らしに関わる一つひとつが、持続可能な社会とつながっていることを学びました。今後はこれらの問題を多くの人に伝えていくことが重要だと考えられるようになりました。