ピースボートのメンバーがベネズエラのマドゥーロ大統領と面会!
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(マドゥーロ大統領とピースボートの吉岡達也)
第83回ピースボートで訪れた南米ベネズエラで、ピースボートのメンバーがマドゥーロ大統領面会を果たしました。大統領からは、核兵器廃絶に向けた力強いメッセージをいただきました。
- プロジェクト: おりづるプロジェクト
- 寄港地エリア: 南北アメリカ&カリブ
- クルーズ: 第83回 地球一周の船旅
船
2014.5.14
2019.3.26
(マドゥーロ大統領とピースボートの吉岡達也)
第83回ピースボートで訪れた南米ベネズエラで、ピースボートのメンバーがマドゥーロ大統領面会を果たしました。大統領からは、核兵器廃絶に向けた力強いメッセージをいただきました。
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(核廃絶の思いを語るマドゥーロ大統領)
被爆者らは「ヒロシマ・ナガサキから70周年を迎える来年(2015年)に向け、トラテロルコ条約(※)にも加盟しているベネズエラが国際社会の中で強いイニシアティブをとって核兵器廃絶、そして核兵器禁止条約の実現に努力して欲しい」と訴えました。
その思いを受けて、マドゥーロ大統領は「ヒロシマ・ナガサキで皆さんが被った悲劇を、人類は決して繰り返すべきではない。中東で核戦争の危機が高まる中、ベネズエラはチャベス大統領のときから国是としている世界平和の実現への過程として、核兵器廃絶と核兵器禁止条約実現に向けて最大限の努力をしていきたい」との返答をされました。
面会した広島出身の杉野信子さん(70才)は「国家元首に直接訴える機会を持てたことに感謝している。そして、大統領が力強く核兵器廃絶への努力を約束されたことを高く評価したい」と述べました。
その思いを受けて、マドゥーロ大統領は「ヒロシマ・ナガサキで皆さんが被った悲劇を、人類は決して繰り返すべきではない。中東で核戦争の危機が高まる中、ベネズエラはチャベス大統領のときから国是としている世界平和の実現への過程として、核兵器廃絶と核兵器禁止条約実現に向けて最大限の努力をしていきたい」との返答をされました。
面会した広島出身の杉野信子さん(70才)は「国家元首に直接訴える機会を持てたことに感謝している。そして、大統領が力強く核兵器廃絶への努力を約束されたことを高く評価したい」と述べました。
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ベネズエラのマドゥーロ大統領とおりづるプロジェクトのメンバ
※ トラテロルコ条約とは
「ラテン・アメリカおよびカリブ地域非核地帯条約」の通称で、トラテロルコとはメキシコ・シティの外務省前広場の名前。核戦争の危機が迫った1962年のキューバ危機を契機に議論が進み、1967年2月に調印され,1968年4月に発効している。署名、批准しているのは中南米33カ国に及ぶ。
「ラテン・アメリカおよびカリブ地域非核地帯条約」の通称で、トラテロルコとはメキシコ・シティの外務省前広場の名前。核戦争の危機が迫った1962年のキューバ危機を契機に議論が進み、1967年2月に調印され,1968年4月に発効している。署名、批准しているのは中南米33カ国に及ぶ。