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『洋上脱原発会議』を開催しました

『洋上脱原発会議』を開催しました
第79回クルーズの船上では、2013年5月12日フランス(ル・アーブル)から16日スウェーデン(ストックホルム)間にて、世界各国の専門家やNGOを集めた会議が「洋上脱原発世界会議」と銘打って開催されました。

この会議には、井戸川克隆・前双葉町長、飯田哲也・環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長をはじめ、スウェーデン、フィンランド、フランスなど計7カ国12人が会議に参加しました。
第79回クルーズの船上では、2013年5月12日フランス(ル・アーブル)から16日スウェーデン(ストックホルム)間にて、世界各国の専門家やNGOを集めた会議が「洋上脱原発世界会議」と銘打って開催されました。

この会議には、井戸川克隆・前双葉町長、飯田哲也・環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長をはじめ、スウェーデン、フィンランド、フランスなど計7カ国12人が会議に参加しました。
会議では、 福島の原発事故から2年後の自然エネルギーと原発政策に関するヨーロッパと日本の動きを見つめ、欧州と日本における脱原発運動とエネルギーシフト運動の連帯を強化するとともに、福島の現状に対する国際的な理解を深め、健康と人権の観点から福島にとって今必要な国際支援について議論しました。また、核廃棄物と核燃料サイクルの問題、核兵器廃絶と脱原発のつながりについても議論しました。

洋上脱原発会議参加者

『洋上脱原発会議』を開催しました
井戸川克隆さん(前双葉町長)
飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所(ISEP) 所長)
佐藤健太さん(ふくしま会議 理事、飯舘村民)
レーナ・リンダールさん(持続可能なスウェーデン協会理事、スウェーデン)
アンドレイ・オザロフスキーさん(ベローナ研究員、リトアニア原発国民投票運動家、ロシア国籍)
アネッテ・ピーニングさん(ベルリン自由大学環境政策研究所、ドイツ)
アラン・コレアさん(STOP EPRネットワーク、フランス)
オリビエ・フロランさん(EU 緑の党ヴォクリューズ県議会副議長、フランス)
サラ・カラニエミさん(グリーンピース・フィンランド)
エルキ・メンぺーさん(グリーンピース・フィンランド)
カレン・ハロウズ(ピースボート第79回クルーズ国際ディレクター、日本/イギリス)
吉岡達也(ピースボート共同代表、「脱原発世界会議」実行委員長)

日程とプログラム

『洋上脱原発会議』を開催しました
洋上会議および寄港地での関連プログラムは、以下の通りです。

2013年
5月12日(月) フランス・ル・アーブル港から北東のヴール・レ・ローズ村を訪問、ソーラーファーム見学など。現地NGO代表や市民と意見交換。

5月13日(火) ~15日(木) 洋上会議
・開会シンポジウム
・未来フォーラム1「私たちはフクシマから何を学んだか?」
・未来フォーラム2「私たちはどんな社会をめざすのか?」
・未来フォーラム全体会
・脱原発ブース:ふくしま写真展、バナーブース、オリジナル・ステンシルペイント、テラコヤ、しゃべり場、DVD上映など

5月16日(金) スウェーデン・ストックホルムで核兵器廃絶問題に取り組むNGOや国会議員と意見交換会。

フクシマ連帯アピール

活発な議論のすえ、会議の最終日には、福島のすべての被災者に対する権利の保障を求める「フクシマ連帯アピール」がとりまとめられ、発表されました。

また、洋上脱原発会議の参加者のうち井戸川克隆・前町長を含む約5名は、5月17日よりフィンランドのピュハヨキ市を訪問し、現地の原発建設反対運動の方々と交流。5月19日にフィンランドに寄港するピースボートの参加者と合流し、ヘルシンキでのイベントに参加する予定です。

その後は、5月22日にラトビアのリガで脱原発に取り組む政治家やNGO、農家と交流、24~25日にはデンマークのコペンハーゲンで洋上風力発電所見学といったプログラムが続きます。

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