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「在日朝鮮人への攻撃をやめて」 新宿にてピースボートが緊急アピール

 北朝鮮による拉致事件被害者8名の死亡が伝えられて一夜、各地で在日朝鮮人への悪質な嫌がらせが 伝えられております。私たちピースボートは、このような状況を黙認するわけには行きません。そこで、明日正午・新宿東口アルタ前にて「在日朝鮮人への攻撃 やめて」新宿緊急アピールを行いたいと思います。これには、他のNGOなどへも参加を呼びかけております。
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 北朝鮮による拉致事件被害者8名の死亡が伝えられて一夜、各地で在日朝鮮人への悪質な嫌がらせが 伝えられております。私たちピースボートは、このような状況を黙認するわけには行きません。そこで、明日正午・新宿東口アルタ前にて「在日朝鮮人への攻撃 やめて」新宿緊急アピールを行いたいと思います。これには、他のNGOなどへも参加を呼びかけております。
 拉致問題に関しては、その安否状況が確認され、8名の死亡が確認されたという一報には、大変な怒りと憤りを覚え、大きな衝撃を受けました。被害者のご家 族の方々には、心からの深い哀悼の意を表します。首脳会談において、北朝鮮側は、日本側の最大の関心事であったこの拉致問題について、拉致事件の事実を認 め、謝罪するとともに、事件の関係者処罰を発表して再発防止を約束しました。私たちは、このことを、両国政府間に横たわる大きな難題の局面を打開するもの として真摯に受け止めると同時に、拉致事件の事実に強く抗議し、真相究明を求めます。

 しかし、その一方で国内で多発している「在日朝鮮人への悪質な嫌がらせ」については、昨年の9.11の直後に各地で起きたアラブ系の人々に対する攻撃と 全く同質のものです。いま、私たち日本に住む市民に求められているのは、一日も早い日朝国交正常化と、一日も早い日本と北朝鮮に住む人々の「和解」だと考 えます。

 日本に住むコリアン、とくにチマ・チョゴリを着た女子生徒、朝鮮学校への攻撃は、私たちのめざす「和解」とはもっとも相反する行為です。憎しみの連鎖を生むこうした状況に、強く抗議し、ただちに止めるよう訴えます。

日時: 2002年9月19日(木)正午~
場所: 新宿駅東口アルタ前にて