【緊急声明】二度と朝鮮半島を戦場にしてはならない 米朝は武力ではなく対話による解決を
米国と朝鮮民主主義人民共和国の間の対立による戦争の危機を回避するためピースボートは国内外のNGOとともに以下の緊急声明(2017年8月17日付)を発表しました。以下に、声明文と共同で発表した各団体のリストを紹介いたします。
- プロジェクト: 紛争予防(GPPAC)
INFO
2017.8.17
2020.9.15
米国と朝鮮民主主義人民共和国の間の対立による戦争の危機を回避するためピースボートは国内外のNGOとともに以下の緊急声明(2017年8月17日付)を発表しました。以下に、声明文と共同で発表した各団体のリストを紹介いたします。
【緊急声明】
二度と朝鮮半島を戦場にしてはならない
米朝は武力ではなく対話による解決を
私たちは現在の米国と朝鮮民主主義人民共和国の間の対立による戦争の危機に対 し、東アジア地域に暮らす市民として強い恐怖を感じています。
そして、私たちは、この危機を回避するために、米朝両政府に対しては、いかな る挑発的言動も、いかなる軍事的行動も自制するよう強く求めます。また、日本 政府と韓国政府には朝鮮半島の緊張を高める米軍との合同軍事演習の中止を強く 求めます。
朝鮮民主主義人民共和国に対してはグアム島周辺に向けてのミサイル発射の自制 を求めます。米国に対しては、同国に対するいかなる先制を含む軍事的攻撃を行 わないことを国際社会に約束することを求めます。
また、朝鮮戦争の現在の停 戦協定から包括的な平和協定締結に向けて早急かつ具体的な対話を行うことを強 く求めます。
韓国、ロシア、中国、日本の各国政府に対しては、米朝のリーダーに対し挑発的 言動の停止を即刻要求すること、そして米朝の外交交渉再開への支援、また6者 協議の再開に向けて早急に最大限の努力を行うことを求めます。
1950年に勃発した朝鮮戦争において朝鮮・韓国の市民300万人以上が犠牲とな り、ヒロシマ・ナガサキでは原爆によって20万人以上の市民が犠牲となりました。
私たちはこのような非人道的悲劇を二度と繰り返してはなりません。そして、万が一、再び朝鮮半島で軍事衝突が発生すれば中国、ロシアという核保 有国をも巻き込んだ東北アジア全域での核戦争へと発展する可能性があると言わ ざるを得ません。
国際社会は今年7月、核兵器禁止条約を生み出し、核兵器廃絶という人類にとっ て重要な人道的目標に向かい歩みを始めました。今回の大陸間弾道ミサイルを巡 る緊張はまさに、その目標達成に向けての最大の試練です。
私たちは、朝鮮半島の緊張を生み出している当事国の政府が人間の理性に基づ き、朝鮮半島の恒久平和と非核化の実現に向けて真摯に対話を始めることを切に 要求します。
【声明に名を連ねた団体】
Acronym Institute for Disarmament Diplomacy UK アクロニム研究所
Asia-Pacific Solidarity Coalition (APSOC) アジア太平洋連帯連名
Ayus:Network of Buddhists Volunteers on International Cooperation 特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク
Basel Peace Office (Switzerland) バーゼル・ピース・オフィス
Blue Banner (Mongolia) ブルー・バナー
Campaign for International Co-operation and Disarmament (CICD) 国際協力・軍縮キャンペーン
Center for Peace Education (Philippines) 平和教育センター
Certified NPO Auschwitz Peace Museum in Fukushima, JAPAN 認定NPO法人アウシュヴィッツ平和博物館
Citizens' Nuclear Information Center 原子力資料情報室
Civil Peace Forum (Korea) シビル・ピース・フォーラム
Fukushima Action Project フクシマ・アクション・プロジェクト
Fukushima Council to Consider the Problem of Radioactive Waste Incineration,
放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会
FUKUSHIMA WAWAWA ふくしまWAWAWAー環・話・和ーの会
Fukushima women against Nukes 原発いらない福島の女たち
Global Article 9 Campaign グローバル9条キャンペーン
Hiroshima Alliance for Nuclear Weapons Abolition (HANWA) 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
Initiatives for International Dialogue (IID), the Philippines 国際対話のためのイニシアティブ
International Peace Bureau 国際平和ビューロー
Japan Campaign to Ban Landmines 地雷廃絶日本キャンペーン
Japan International Volunteer Center 特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
Koriyama Raku-syo-mura こおりやま「楽笑村」
Nonviolent Peaceforce Japan 非暴力平和隊/日本
Northeast Asia Regional Peacebuilding Institute (NARPI) 東北アジア平和構築インスティテュート
Nuclear Age Peace Foundation (US) 核時代平和財団
Peace Action (US) ピース・アクション
Peace Boat ピースボート
Peace Depot 特定非営利活動法人 ピースデポ
People for Nuclear Disarmament (Australia)
People's Solidarity for Participatory Democracy (PSPD, ROK) 参与連帯
Scientists for Global Responsibility (UK)
The Human Survival project (Australia)
Veterans For Peace JAPAN ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン
Women Cross DMZ (WCD) ウィメンクロスDMZ
Femin Women's Democratic Club,Japan ふぇみん婦人民主クラブ
World without Wars and Violence (www.worldwithoutwars.org)
二度と朝鮮半島を戦場にしてはならない
米朝は武力ではなく対話による解決を
私たちは現在の米国と朝鮮民主主義人民共和国の間の対立による戦争の危機に対 し、東アジア地域に暮らす市民として強い恐怖を感じています。
そして、私たちは、この危機を回避するために、米朝両政府に対しては、いかな る挑発的言動も、いかなる軍事的行動も自制するよう強く求めます。また、日本 政府と韓国政府には朝鮮半島の緊張を高める米軍との合同軍事演習の中止を強く 求めます。
朝鮮民主主義人民共和国に対してはグアム島周辺に向けてのミサイル発射の自制 を求めます。米国に対しては、同国に対するいかなる先制を含む軍事的攻撃を行 わないことを国際社会に約束することを求めます。
また、朝鮮戦争の現在の停 戦協定から包括的な平和協定締結に向けて早急かつ具体的な対話を行うことを強 く求めます。
韓国、ロシア、中国、日本の各国政府に対しては、米朝のリーダーに対し挑発的 言動の停止を即刻要求すること、そして米朝の外交交渉再開への支援、また6者 協議の再開に向けて早急に最大限の努力を行うことを求めます。
1950年に勃発した朝鮮戦争において朝鮮・韓国の市民300万人以上が犠牲とな り、ヒロシマ・ナガサキでは原爆によって20万人以上の市民が犠牲となりました。
私たちはこのような非人道的悲劇を二度と繰り返してはなりません。そして、万が一、再び朝鮮半島で軍事衝突が発生すれば中国、ロシアという核保 有国をも巻き込んだ東北アジア全域での核戦争へと発展する可能性があると言わ ざるを得ません。
国際社会は今年7月、核兵器禁止条約を生み出し、核兵器廃絶という人類にとっ て重要な人道的目標に向かい歩みを始めました。今回の大陸間弾道ミサイルを巡 る緊張はまさに、その目標達成に向けての最大の試練です。
私たちは、朝鮮半島の緊張を生み出している当事国の政府が人間の理性に基づ き、朝鮮半島の恒久平和と非核化の実現に向けて真摯に対話を始めることを切に 要求します。
【声明に名を連ねた団体】
Acronym Institute for Disarmament Diplomacy UK アクロニム研究所
Asia-Pacific Solidarity Coalition (APSOC) アジア太平洋連帯連名
Ayus:Network of Buddhists Volunteers on International Cooperation 特定非営利活動法人アーユス仏教国際協力ネットワーク
Basel Peace Office (Switzerland) バーゼル・ピース・オフィス
Blue Banner (Mongolia) ブルー・バナー
Campaign for International Co-operation and Disarmament (CICD) 国際協力・軍縮キャンペーン
Center for Peace Education (Philippines) 平和教育センター
Certified NPO Auschwitz Peace Museum in Fukushima, JAPAN 認定NPO法人アウシュヴィッツ平和博物館
Citizens' Nuclear Information Center 原子力資料情報室
Civil Peace Forum (Korea) シビル・ピース・フォーラム
Fukushima Action Project フクシマ・アクション・プロジェクト
Fukushima Council to Consider the Problem of Radioactive Waste Incineration,
放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会
FUKUSHIMA WAWAWA ふくしまWAWAWAー環・話・和ーの会
Fukushima women against Nukes 原発いらない福島の女たち
Global Article 9 Campaign グローバル9条キャンペーン
Hiroshima Alliance for Nuclear Weapons Abolition (HANWA) 核兵器廃絶をめざすヒロシマの会
Initiatives for International Dialogue (IID), the Philippines 国際対話のためのイニシアティブ
International Peace Bureau 国際平和ビューロー
Japan Campaign to Ban Landmines 地雷廃絶日本キャンペーン
Japan International Volunteer Center 特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンター
Koriyama Raku-syo-mura こおりやま「楽笑村」
Nonviolent Peaceforce Japan 非暴力平和隊/日本
Northeast Asia Regional Peacebuilding Institute (NARPI) 東北アジア平和構築インスティテュート
Nuclear Age Peace Foundation (US) 核時代平和財団
Peace Action (US) ピース・アクション
Peace Boat ピースボート
Peace Depot 特定非営利活動法人 ピースデポ
People for Nuclear Disarmament (Australia)
People's Solidarity for Participatory Democracy (PSPD, ROK) 参与連帯
Scientists for Global Responsibility (UK)
The Human Survival project (Australia)
Veterans For Peace JAPAN ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン
Women Cross DMZ (WCD) ウィメンクロスDMZ
Femin Women's Democratic Club,Japan ふぇみん婦人民主クラブ
World without Wars and Violence (www.worldwithoutwars.org)