リオのカーニバル入港直前!洋上サンバ・カーニバルを開催
ここでは、第90回ピースボート地球一周の船旅の洋上で行われた訪れたサンバ・カーニバルの様子をご紹介します。ブラジル・リオのカーニバルは南米最大のイベントであり、ピースボート第90回クルーズの参加者にとっても旅のハイライトとなりました。2016年2月、ピースボートは史上初めてカーニバル開催期間中のリオデジャネイロに寄港、およそ750人もの乗船者が、カーニバル会場であるサンボドロモを訪れました。
- 寄港地エリア: 南北アメリカ&カリブ
- クルーズ: 第90回 地球一周の船旅
- 関連キーワード: 異文化交流 / 音楽・アート
船
2017.2.6
2020.9.15
ここでは、第90回ピースボート地球一周の船旅の洋上で行われた訪れたサンバ・カーニバルの様子をご紹介します。ブラジル・リオのカーニバルは南米最大のイベントであり、ピースボート第90回クルーズの参加者にとっても旅のハイライトとなりました。2016年2月、ピースボートは史上初めてカーニバル開催期間中のリオデジャネイロに寄港、およそ750人もの乗船者が、カーニバル会場であるサンボドロモを訪れました。
ブラジル音楽の父
リオデジャネイロ寄港に先立つこと2日前、船内では参加者による洋上サンバ・カーニバルが開催されました。およそ300名の参加者が、ダンス、演奏、歌、リズム隊などに分かれて、一足先にサンバ・カーニバルを盛り上げました。
洋上サンバカーニバルの立役者は、水先案内人(ゲスト講師)のフランシス・シルバさん。シルバさんは、ブラジルのサンパウロ出身で、17歳からプロのミュージシャンとして活動しています。
1979年に来日し、日本初のブラジリアン・サンバ・バンドとなる”Escola de Samba Cruzeiro do Sul”を立ち上げました。彼は、日本最大のサンバカーニバルである「浅草サンバカーニバル」を創設したことから、「日本のブラジル音楽の父」と呼ばれています。
シルバさんは「ピースボートにとって、カーニバル期間中にリオデジャネイロに寄港するのは初めてのこと。この記念すべき経験に対する心の準備を参加者たちにはしてほしい」と語りました。
洋上サンバカーニバルの立役者は、水先案内人(ゲスト講師)のフランシス・シルバさん。シルバさんは、ブラジルのサンパウロ出身で、17歳からプロのミュージシャンとして活動しています。
1979年に来日し、日本初のブラジリアン・サンバ・バンドとなる”Escola de Samba Cruzeiro do Sul”を立ち上げました。彼は、日本最大のサンバカーニバルである「浅草サンバカーニバル」を創設したことから、「日本のブラジル音楽の父」と呼ばれています。
シルバさんは「ピースボートにとって、カーニバル期間中にリオデジャネイロに寄港するのは初めてのこと。この記念すべき経験に対する心の準備を参加者たちにはしてほしい」と語りました。
鑑賞するだけでなく、参加するサンバ
南アフリカのケープタウンからリオデジャネイロまで大西洋を横断しながら、参加者はサンバに使われる色々な楽器の演奏の仕方をシルバさんから習いました。
また船内では、シルバさんによるボサノバやパーカッションのコンサートも披露されました。
シルバさんにとっても初めての経験となる洋上サンバ・カーニバルについて「参加者たちのエネルギーが力強かった。最後の数日間、参加者たちが非常に熱心に練習してくれたおかげでこのイベントは成功したと思う。これ以上ないほど素晴らしい出来だった」と感想を述べました。
また船内では、シルバさんによるボサノバやパーカッションのコンサートも披露されました。
シルバさんにとっても初めての経験となる洋上サンバ・カーニバルについて「参加者たちのエネルギーが力強かった。最後の数日間、参加者たちが非常に熱心に練習してくれたおかげでこのイベントは成功したと思う。これ以上ないほど素晴らしい出来だった」と感想を述べました。
情熱のサンバ・ダンサー
この洋上サンバ・カーニバルを率いたもう一人の人物は、サンバ・ダンサーであり講師であるマーク朋子さんです。東京生まれながら、ブラジルという国、サンバ音楽、サンバダンスに深い情熱を捧げています。10年前にリオのカーニバルに出会って以来、7回にわたって出場した経験を持っています。
マークさんは、日本を出航してからずっとサンバ初心者の参加者に熱心なレッスンを行い、洋上カーニバルを作り上げました。マークさんは言います。「非常に嬉しい経験でした。航海が始まってから、数百人の参加者がサンバダンスを習っています。洋上カーニバルに至るまで苦労したこともありましたが、とても満足しています」。
彼女は洋上カーニバルで手作りの豪華な衣装まとい、情熱的なサンバ・ダンスを披露してくれました。
マークさんは、日本を出航してからずっとサンバ初心者の参加者に熱心なレッスンを行い、洋上カーニバルを作り上げました。マークさんは言います。「非常に嬉しい経験でした。航海が始まってから、数百人の参加者がサンバダンスを習っています。洋上カーニバルに至るまで苦労したこともありましたが、とても満足しています」。
彼女は洋上カーニバルで手作りの豪華な衣装まとい、情熱的なサンバ・ダンスを披露してくれました。
「ビバ・サンバ」!
サンバ・カーニバルでは、音楽ももちろん大事な要素です。リオではサンバ・スクールごとに毎年テーマ曲を作ります。ピースボートの洋上カーニバルでも、参加者有志が「ビバ・サンバ」というオリジナル曲を作りました。
歌詞は、世界中を旅しながらサンバのリズムで人々とつながりを作っていくというもの。
普段からギターの弾き語りなどをしているという名古屋出身の石田陽子さんは、この作詞作曲に携わり「私のこの曲でこんなに大きなイベントに参加できたことは、非常にいい経験になりました」と語ります。
歌詞は、世界中を旅しながらサンバのリズムで人々とつながりを作っていくというもの。
普段からギターの弾き語りなどをしているという名古屋出身の石田陽子さんは、この作詞作曲に携わり「私のこの曲でこんなに大きなイベントに参加できたことは、非常にいい経験になりました」と語ります。
サッカー観戦のようなリオのカーニバル
サンバで盛り上がる船内で、世界のカーニバルを訪ね歩き写真に納めてきたカーニバル評論家の白根全(しらね・ぜん)さんが、カーニバルにまつわるさまざまな話をしてくれました。
白根さんは講座で、サンバとはいったい何なのか、どのように世界中に広がっていったのかを解説しし、参加者の教養を深めました。リオのカーニバル以外にも、世界中3500以上の市においてレント(キリスト教の四旬節)の時期にカーニバルは開かれていますが、リオの巨大さと情熱にかなうものはない、と語ります。
「リオのカーニバルはサッカー観戦のようです。人々はチームのプレーヤーを応援し、チームの歌を歌うからです。会場を包む人々の空気を感じることは、極めて素晴らしい経験になるでしょう」。
洋上カーニバルやその背景にある歴史を学び、いよいよリオに上陸。本場のカーニバル体験は、参加者にとって忘れられないものになりました。リオのカーニバルの詳しい様子は、リンク先のピースボートステーションのクルーズリポートからご覧いただくことができます。
白根さんは講座で、サンバとはいったい何なのか、どのように世界中に広がっていったのかを解説しし、参加者の教養を深めました。リオのカーニバル以外にも、世界中3500以上の市においてレント(キリスト教の四旬節)の時期にカーニバルは開かれていますが、リオの巨大さと情熱にかなうものはない、と語ります。
「リオのカーニバルはサッカー観戦のようです。人々はチームのプレーヤーを応援し、チームの歌を歌うからです。会場を包む人々の空気を感じることは、極めて素晴らしい経験になるでしょう」。
洋上カーニバルやその背景にある歴史を学び、いよいよリオに上陸。本場のカーニバル体験は、参加者にとって忘れられないものになりました。リオのカーニバルの詳しい様子は、リンク先のピースボートステーションのクルーズリポートからご覧いただくことができます。