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ピースボート・スタッフが日豪核委員会のアドバイザーに就任

 日本とオーストラリアの両政府が主導し、世界各国の政治・軍事専門家ら15人からなる「核不拡散・核軍縮に関する国際 委員会(ICNND)」が昨年発足しました。核兵器廃絶に向けた国際社会への提言を今年の年末に向けて作成します。ギャレス・エバンズ元豪外相と日本の川 口順子元外相(現・参議院議員)が、この国際委員会の共同議長をつとめています。この共同議長に対するNGOアドバイザーに、このたびピースボートの川崎 哲が任命されました。
INFO
 日本とオーストラリアの両政府が主導し、世界各国の政治・軍事専門家ら15人からなる「核不拡散・核軍縮に関する国際 委員会(ICNND)」が昨年発足しました。核兵器廃絶に向けた国際社会への提言を今年の年末に向けて作成します。ギャレス・エバンズ元豪外相と日本の川 口順子元外相(現・参議院議員)が、この国際委員会の共同議長をつとめています。この共同議長に対するNGOアドバイザーに、このたびピースボートの川崎 哲が任命されました。
 NGOアドバイザーの役割は、国際委員会と市民社会をつなぎ、核兵器廃絶に向けた市民・NGOのさまざまな視点を共同議長に紹介し助言していくというも のです。日豪1名ずつの共同議長に対して日豪1名ずつのNGOアドバイザーが任命されており、豪側のNGOアドバイザーは、核兵器廃絶国際運動 (ICAN)のティルマン・ラフ豪代表です。

 日豪国際委員会に関しては、川口議長と日本のNGOの意見交換会の第1回目が昨年末開催されており、今後も継続されます。同時に、国際委員会が核兵器廃絶に対して有意義な提言ができるようにするために、日本のNGOの連絡会も発足します。

 ピースボートは、これらの場を通じて、また、第63回・地球一周の船旅における「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」の成果も生かしながら、核兵器廃絶への取り組みにさらに力を入れていきます。