地球大学
貧困は「つくられる」?
 「途上国」の多くでは、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)の広がりが非常に大きな問題になっています。特に、南アフリカでは、生殖可能な年齢のうち5人にひとりがHIVに感染しているとも。
 しかし今や、AIDSの発症を防ぐための薬も開発され、日本では決して「死の病」ではなくなったHIVが、どうして「途上国」では非常に深刻な病気になっているのでしょうか。HIVは、病気としての問題だけではなく、「グローバリゼーション」によって生まれた「貧困」の問題でもあるのです。
 このセクションでは、南アフリカにおけるいくつかのHIV/AIDS関連施設を訪れたエクスポージャープログラムのほか、アフリカのHIV/AIDS対策に取り組む水先案内人へのインタビュー、そして地球大学生によるオープン企画などをレポートします。
ケープタウン・スタディーツアー
 地大生は、2月1日、2日とHIVに関わる活動をしているNGO、そして地域住民を対象にHIVに関する支援活動をしている施設など、計6ヶ所(いずれもタウンシップ旧黒人居住区内)を訪れた。それぞれの団体で規模、人員数、活動内容が異なり、さまざまな視点で、南アフリカにおけるHIVの状況を学ぶことができた。
→レポート(1) (2)
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オープン地大「ああ!!日本外交」

この区間のエクスポージャープログラムをレポートするのは、わたしたち「地球大学アウトプットチーム」。こんなメンバーで取材してきました──。
平松有香(ひらまつゆか)
大阪府出身
17歳

教科書で習ったことだけでは物足りない。見て、聞いて、触って、匂い、味わったことを伝えたい。
澤口綾乃(さわぐちあやの)
北海道出身
22歳

初耳な事がたくさんの講座で学んだことをマイペース(スローペース?)な私なりに伝えてゆきます。
佐藤舞(さとうまい)
愛知県出身
22歳

さまざまな国で感じた事を少しでも多くの人に伝えることができればいいと思います。
古屋綾子(ふるやあやこ)
大阪府出身
24歳

すでに日に焼けて真っ黒の私に必要なのは、日焼け対策。紫外線を吸収しまくってる勢いで、地球をまるかじりします!!
上山由里香(うえやまゆりか)
福井県出身
23歳

広い世界をみる。そして、たくさんの経験を自分の武器にすることがこの地球大学で、この旅での目標です。
 

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