4月30日  ▼ラバウル入港
ラバウルが近づいて、視界に飛び込んできたのは、灰色の噴煙をモクモクと上げる火山の姿。ここ最近ふたたび活動が活発になっているというダブルブル火山は、10分に1度の割合で大きな地響きと共に灰色の噴煙を上げていた。
1994年、マグニチュード6.3の地震に続き、大きな津波がラバウルの町を襲い、そして3つの火山が次々噴火した。いまだその傷跡を残したままの街並みはほとんどが灰に埋もれたまま。95年にピースボートが初寄港した頃と大きな変化はない。そんな町で、第二次大戦当時の日本軍の姿を、そして知る人ぞ知る美しい海をここラバウルでは体験することになる。
ラバウルの学生とスポーツ交流
気温30度、港からほど近いマルテック高校へむかったのは、スポーツを愛する男女15名。「地元の学生さんと一緒にサッカーしよう!!」というのがこのコース。白熱した試合は予想外に(?)ピースボート・チームが主導権を握り、開始当初は少なかったギャラリーも増えて応援も賑やかに。対照的なのは、試合後の両者の表情。ラバウルの学生たちはひょうひょうとしているのに、こちらはもうバテバテなのでした。その後も歌ったり、ラグビーをしたりと、お互い汗だくになりながらも笑顔のたえない1日でした。
ここで1つご報告。これまで数々の寄港地にてサッカーの試合を挑んできましたが、なんとここラバウルにてピースボートチーム初勝利!!長い道のりでした。そして、すごく暖かい交流がもてた「対戦」だったこともつけ加えておきます。
(鈴木)
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