4月30日
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グアリム村で交流
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500を越える民族が豊かな自然と共存し、独特な伝統や生活習慣を今も守り続けるパプアニューギニア。私たちはバイニング族の人々が暮らすグアリム村を訪れ、グアリム教育大学生、そして小学生とといっしょに1日を過ごしました。村までは火山灰が積もった、ほとんど舗装が施されていない凸凹道をミニバスで1時間半。視界に入ってきたのは椰子、バナナ、ココナッツ農園と小さな学校や教会だけでしたが、すれ違う度に手を振り、快い挨拶を交わしてくれた現地の人々の姿が印象的でした。
校長先生のご好意により、午後からの授業は急遽中止。たっぷり1日かけて学生たちと交流することができた。生徒さんから伝統的な歌や踊りを披露してもらい、こちらからは「南京玉簾」「南中ソーラン」「マンボーNO.5」を披露し、「折り紙」「綱引き」などで交流した。
葉っぱやパレオやお面、さらにはボディペイントで身を飾った人たちが、木でできた打楽器のリズムにあわせて、伝統的な踊りを披露してくれた。
リズムに合わせて竹を開閉し、その間を跳ねる。この遊び、子供の頃に似たような遊びを体験していた参加者も多く、「懐かしい!」との声も。
このツアーに同行していたのが水先案内人の大沢則夫さん。鍼灸師の肩書きを持つ大沢さんですが、なぜか綱引き審判の公式資格もお持ちだという。そんなわけで実現したのが、本格的なルールに則ってのピースボートVSラバウルの学生さんによる綱引き大会。結果はあっさりとピースボートチームの敗北。繰り返し戦いを挑むのだけれど、結局、4試合やっても一度も勝てず。
珊瑚の粉末とキンマの葉、そして『ビートルナッツ』を一緒に噛むと口の中は、ホラ、ご覧のように真っ赤に。お酒の文化がなかったこの地では、古くから多くの人に愛用され、若者から老人まで、そして男性も女性もあちらこちらでクチャクチャやっているのだ。「口から血がでてる!!」初めてその姿を見たら、誰しもそう思うはず。
チーム☆ユネスコのダンスパフォーマンスの1つ「マンボーNo.5」では、1回お手本で踊った後、子供から大人まで引っ張り込んで盛り上がり。唯でさえ熱いグラウンドがさらに熱気を増したのでした。
(清水)
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