ピースボートに関するデマについて
ピースボートについて、事実とは異なる情報がネット上で多数みられます。これらはすべてデマであり、以下のページでは、それぞれのデマに対するピースボートの見解を記しています。
「衆議院議員の辻元清美氏と現在も密接な関係にある」というデマについて
1983年のピースボート設立時、当時早稲田大学の学生であった辻元氏は設立メンバーのひとりでした。その後、ピースボートのスタッフとして活動をしていましたが、1996年に衆議院選挙に立候補するにあたって、ピースボートのすべての役職から退いています。
これについては辻元氏のオフィシャルウェブサイト(https://www.kiyomi.gr.jp/info/15/)にも明記されている通りです。現在、ピースボートの活動には一切関わりはありません。
これについては辻元氏のオフィシャルウェブサイト(https://www.kiyomi.gr.jp/info/15/)にも明記されている通りです。現在、ピースボートの活動には一切関わりはありません。
「ピースボートは宗教団体である」というデマについて
ピースボートは宗教団体ではありません。国際交流を目的とした船旅のコーディネートを主な活動とする非政府組織(NGO)です。ピースボートクルーズは観光庁の許認可を受けた旅行会社によって企画・実施されており、パートナー団体としてクルーズのコーディネートを請け負っています。旅行会社の扱うクルーズはすべて旅行商品として販売されており、参加は広く一般に公募されています。船内や寄港地では様々な国際交流の場を設け、また、各分野の専門家であるゲスト講師(通称:水先案内人)による講座やワークショップをはじめ、語学教室やカルチャー教室、そしてサークル活動や各種イベントなど、幅広く自由な学びの機会を提供しています。これらの催しへの参加は任意であり、特定の宗教への勧誘などはありません。
「赤い羽根共同募金がNGOピースボートに使用されている」というデマについて
ピースボートとは別の事業体である一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)が行う「全国の各市区町村の災害ボランティアセンターが、『被災者中心』『地元主体』『協働』を実現できるための研修・人材育成事業」が赤い羽根福祉基金の助成事業となっています(『赤い羽根福祉基金 第4回助成決定事業一覧』 )。
赤い羽根福祉基金の助成は、事業申請に従いその用途が定められています。したがって、この助成金が上記事業以外のピースボートの活動資金として使用されることはありません。PBVが赤い羽根福祉基金の助成金を活用して行った事業についてはこちらもご覧ください。
赤い羽根福祉基金の助成は、事業申請に従いその用途が定められています。したがって、この助成金が上記事業以外のピースボートの活動資金として使用されることはありません。PBVが赤い羽根福祉基金の助成金を活用して行った事業についてはこちらもご覧ください。
「ピースボートは北朝鮮に金銭的な援助をしている」というデマについて
ピースボートは北東アジアの平和を目指しており、市民交流を目的として過去に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に寄港をしています。また、1996年に北朝鮮が水害による飢饉に苦しんだ際には、JA全国農協青年組織協議会などと共同で、日本全国から集めた米61トンを船で運搬し、現地で活動していたWFP(世界食糧計画)に届けました。これらは国際交流・人道支援を目的としたものであり、ピースボートは北朝鮮含め特定の国の政府に金銭的支援を行ったことはありません。また、第38回クルーズ(2002年8月)以降は北朝鮮への寄港も行っておりません。
ピースボートに関する「デマ・ツイート」について
ツイッター上で、ピースボートに対するデマが多く投稿され続けています。ピースボートは、なかでも特にひどいデマ投稿者に対し、2020年8月、東京地方裁判所に損害賠償請求訴訟を起こしました。これについて2021年2月、裁判所は、ピースボートへの賠償金の支払いを命ずる判決を下しました。これに対して、被告側は控訴せず、ピースボートの勝訴が確定しました。今後も悪質なデマや誹謗中傷については、法的措置を含め毅然とした対応をとってまいります。皆さまにおかれましてはデマを鵜呑みにせず、ピースボートについての正確な情報は本ホームページをぜひご参照ください。