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被爆者8名とスタッフがギリシャにて同国大統領と面会しました

被爆者8名とスタッフがギリシャにて同国大統領と面会しました
パブロプロス ギリシャ大統領(中央)
 ピースボートは5月14日、第87回「ピースボート地球一周の船旅」でピレウス 港(ギリシャ)に寄港をし、世界で被爆証言をおこなう「おりづる プロジェク ト」に参加する8名とスタッフが、ギリシャの大統領府にてパブロプロス大統領 と面会を果たしました。

 
パブロプロス ギリシャ大統領(中央)
 ピースボートは5月14日、第87回「ピースボート地球一周の船旅」でピレウス 港(ギリシャ)に寄港をし、世界で被爆証言をおこなう「おりづる プロジェク ト」に参加する8名とスタッフが、ギリシャの大統領府にてパブロプロス大統領 と面会を果たしました。

 
 ギリシャ国会では、16歳のときに広島で被爆をした三宅信雄さん(86歳)が 「おるづるプロジェクト」の代表として、同国議会で国会議員を前に 当時の被 爆の様子を証言し、「核の被害が世界のどこでも再び起こらないよう、核軍縮に とどまらず、核の廃絶を訴えついづけている」と演説されまし た。また、ピー スボート共同代表の吉岡達也も壇上で、核兵器のない世界に向けての各国の連帯 の重要性をアピールしました。

 核拡散防止条約(NPT)再検討会議がニューヨークで開催中のいま、戦後70 周年の節目を迎えた被爆者がギリシャの国会で証言をしたことは今後 の核廃絶 に向けた動きに大きな影響を与えることになるでしょう。

 この訪問は、現地で多数のメディアに取り上げられ、国内でも共同通信などの メディアに配信をされました。


●おりづるプロジェクト

ピースボートは、被爆国・日本を本拠とする国際NGOとして、核兵器の非人道性 を世界に訴えています。
核兵器を非合法化することに貢献することが世界的な使命だと考え、そのための 行動として、2008年から「おりづるプロジェクト」を実施していま す。