「いのちの海とサンゴ礁を守れ」複数のNGOと緊急共同声明を発表しました

プロジェクト:OKINAWA
「いのちの海とサンゴ礁を守れ」複数のNGOと緊急共同声明を発表しました
2015年3月25日、ピースボートが賛同団体の1つとなっている国内外31のNGOの代表者が記者会見を行い、沖縄県の辺野古新基地建設に反対する緊急共同声明を発表しました。

会見に出席した各代表は、それぞれ辺野古基地建設に対しての問題点を指摘しました。以下に当日のコメントの一部と、共同声明の内容を紹介します。

日本政府は沖縄の民意に耳を傾け、作業の中止を

・花輪伸一氏(ラムサール・ネットワーク日本、沖縄のための日米市民ネットワーク(JUCON))

米軍基地建設が、辺野古・大浦湾の生物多様性の脅威である。亜熱帯林をはじめ、マングローブ・干潟・砂浜・岩礁があり、そこに、絶滅危惧種であるジュゴンが生息しています。これらは『一連の生態系』となっています。

・安部真理子氏(日本自然保護協会)

辺野古・大浦湾は、はみあと(※ジュゴンの藻場を食べた跡)調査から、ジュゴンの餌場と確認されている他、ウミガメや、様々な新種の海の生物が発見される豊な海です。埋め立てには県外から持ち込む土砂が必要になり、それが外来種の混入につながり、広く日本の環境を破壊する可能性があります。

・佐藤潤一氏(国際環境NGOグリーンピース・ジャパン)

海外からは、基地建設に関して沖縄の民意を無視したプロセスが民主的ではないということや、福島第一原発の汚染水問題はじめ、沖縄のサンゴ礁の破壊について、海洋大国日本として恥ずべき問題であるとみられていることを説明しました。国際的な声が日米両政府に対して必要であるとして、国際署名キャンペーンを紹介しました。

・堀田千栄子氏(美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会)

沖縄現地で基地建設反対運動、非暴力行動をおこなっている様子を説明しました。現場では、うちなんちゅう(沖縄の人々)同士が仕事上やむを得ず対立するなどの、内部分裂が起こっており、これがとても悲しい現場の声を報告しました。東京でも大きな声をあげてほしい、ぜひ現地に来て、一緒に反対運動に参加してほしいと呼びかけました。

◆記者会見出席者:

花輪伸一/ラムサール・ネットワーク日本、沖縄のための日米市民ネットワーク(JUCON)
安部真理子/日本自然保護協会
佐藤潤一/国際環境NGOグリーンピース・ジャパン
堀田千栄子/美ら海にもやんばるにも基地はいらない市民の会
満田夏花/国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン) 

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声明文はこちらのPDFでご覧いただけます。

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