笑顔が最高!!
フィリピン名所といったらみなさんはどこを思い浮かべますか?
フィリピンは観光的に何もない所といわれており、自由行動のプランを難易も考えてなかった私は当日になって初めて地図を見て、どこに何があるかわかった始末。
船を下りると何故か新さくら丸のTシャツを着たフィリピンのみなさんが出迎えてくれました。妙にケバケバした乗り合いタクシー、”ジプニー”に乗って、とりあえず市場まで・・・と思っていると、フリーポートの門のところで警官に通せんぼされてしまい、船に戻る羽目になってしまいました。
乗り合わせた15人が印籠のようにIDカードを見せても、フィリピンでは通用しなかった!(この後ちゃんと通れたんですけどね)
やっとの事で市場にたどり着いたものの、4カ国の市場を見てきた後では、特筆すべきことは大してない市場。念願のハロハロ(フィリピンのかき氷)も食べたことだし、とりあえずビーチへ向かいました
。今までの寄港地の中で、スービックは一番危ないところと聞いていたため、女の子の3人行動ではちょっと不安でしたが、近くの交通整理にいたフィリピン人のおにーさんたちが、「We
are bodyguard!」とかいって一緒にタクシーに乗ってくれました。どこにつれていかれるんだろう、あとで絶対高いお金を請求されるーと思っていたらそのまま笑って帰っていったので助かりました。私たちがついたのはOceanBeachという、マニラの湘南みたいな所でした。
3人のうち水着を持っているのが私だけだったため、一人で泳ぐはめになってしまいました。しかし海につかるやいなや、いきなり近くで泳いでいた現地の女の子に声をかけられてびっくり。
私の周りに次々と彼女のファミリーが集まってきて、自己紹介をしてくれ、一緒に遊んでくれました。見ず知らずの人、しかも外国人の私と遊んでくれたこの一家は新婚旅行でこのビーチに来ていたのです。私は、つたない英語を駆使して楽しく海で遊び、しかも昼ご飯までごちそうになってしまいました。
5カ国回ってきたけれど、アジアの子供ってほんっとにかわいいんですよ。あまり子供が好きじゃない私ですら、一生懸命遊んであげたいと思ってしまいました。
観光客にとっては「笑顔の人ほど怪しい」と思っていいといわれたここフィリピンでは、こんな体験は慣れたた人にとってはちょっと危ないと思えるかもしれないけど、こんな旅ができるのも、観光地ではない外国も訪れられるピースボートならではないかと思いますよ。
水口絵里子
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