第41回ピースボート地球一周クルーズ寄港地インフォメーション
プンタレナス

国名
コスタリカ共和国 (Republic of Costa Rica)

ことば
スペイン語
・解説
 他の中米諸国と同様、16世紀にスペイン人が来航し、植民地支配がはじまる。1821年の独立後も、すぐにメキシコに併合、のちにグアテマラやニカラグアなどと形成する中米連邦共和国の一員に。正式な独立は1848年のことになった。
 1949年に「軍隊の非保持」を定めた憲法を施行。さらに1983年にはモンヘ大統領が「永世・積極的中立宣言」を発表、軍隊の保持について尋ねたアンケートでは、国民の8割以上が「非保持」を支持したという。中米各国の内戦終結にも積極的に関わり、1987年にはアリアス大統領がノーベル平和賞を受賞した。
 火山、熱帯雨林、美しいビーチなど、変化に富んだ豊かな自然に恵まれた国としても知られ、「中米の花園」といった別名も。エコツーリズムの先進国としても有名。

コスタリカの人たちと大交流
 太平洋とカリブ海に挟まれた国、コスタリカ。中米の、この国もさまざまな問題を抱えている。これは環境保護、文化、スポーツの3つのグループに分かれ、検証する交流プログラム。その中でも、サッカーを通じて交流するもようをレポート。

エコロッジで温泉体験
 コスタリカには火山がある。火山のあるところには温泉がある。山のふもとで温泉につかり、自然の中をハイキング。宿泊したエコロッジでは、野鳥の声で目を覚ます。これはコスタリカの誇る大自然の、ほんの一部分を、2日間めいっぱい味わってくるツアーだ。

ニコヤ半島の「楽園」ビーチでのんびり
 手つかずの自然が残るコスタリカ・ニコヤ半島。地元の人たちの呼びかけで設立された野生生物保護区「クルー」で自然散策を楽しみ、真っ青な海が広がるビーチへ。森も海も楽しめる充実したツアーだった。

軍隊のない国を知る
 「平和憲法」を持ち、軍隊を放棄した国、コスタリカ。紛争の絶えない中南米でなぜ、ここは非武装を貫くことができたのか。
 ここでは、現地NGOのメンバーとの交流、彼らとのシンポジウムを通してそれを考えるツアーに参加。
 また、いちはやくエコツーリズムに取り組んだコスタリカの現状を知るべく、環境保護プロジェクトを進めるグループの訪問も。同じく平和憲法を持つ日本と比較し、考えさせられるツアーになった。

モンテベルデの森で自然満喫
 国土の4分の1が国立公園だというコスタリカ。このツアーでは自然保護区・熱帯雲霧林広がるモンテベルデ国立公園を訪れた。
 ちょうど雨季のため、地面は滑りやすく足元も悪いが、逆に言えばマイナスイオンをたっぷり浴びながらウォーキングできるということ。
 このあと、宿泊先のエコロッジでは動植物の解説をしていただいたり、ハンモックに揺られたり。大自然の中で思い思いにゆったりとした時間を過ごしていたから、ウォーキングの大変さも報われたのでは?
(新倉明)

コスタリカ先遣報告
 「非武装・永世中立」を貫くことで「平和」を作ってきたとして知られるのがここコスタリカ。また、「エコツーリズム」の先進国としても、さまざまな取り組みをおこなっています。41回クルーズで、ピースボート「初寄港」となるこの国を、スタッフの鬼頭文が先遣隊として訪問。「コスタリカ大好き!」の鬼頭が語るコスタリカの魅力を紹介!


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