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もともとは「うちなーぐち」と呼ばれる独自の言葉が使われていたが、「沖縄県」として日本に組み込まれて以降、学校で「うちなーぐち」の使用が禁じられるなどの歴史があったため、話せる人は少なくなってきている
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・解説 |
15世紀から、沖縄本島に「琉球王国」が成立。中国との貿易などを通じて栄えたが、17世紀初頭に薩摩藩(いまの鹿児島県)の島津氏の侵攻を受け、その支配下に入る。明治維新後は「沖縄県」として、日本政府の直轄支配下に組み込まれ、沖縄独自のことばを禁じられるなど、厳しい文化的抑圧を受けた。
第二次世界大戦末期には、日本国土で唯一の地上戦の場となり、多くの県民が犠牲になった。敗戦後も、サンフランシスコ講和条約によって米国の統治下におかれ、1972年にようやく「復帰」が実現。しかし、米国統治時代に建設された多くの米軍基地は復帰後もそのままに残され、大きな問題を残している。
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辺野古の海を守る人たちと交流 |
日本にある米軍基地の、75パーセントを抱えている沖縄。日米政府間合意によって、米軍普天間基地の縮小・移転が決まったのは1996年のことだ。しかし人びとのよろこびもつかのま、新たな米軍基地の建設計画が進んでいる。
このツアーでは、米軍の海上ヘリポートが造られようとしている辺野古を訪問。「ジュゴン」が住むといわれる美しい海を見て、その反対運動に取り組んでいる人たちの話を聞いた。同じ「日本」にいながらなかなか伝えられない事実を知るとともに、どこまでもあったかい彼らの人柄に胸があつくなる1日だった。
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南部戦跡をじっくり巡る |
第41回ピ−スボート「地球一周の船旅」の、最初の寄港地として選ばれたのが沖縄・那覇。いまやすっかり「ブーム」となっている沖縄はしかし、太平洋戦争で唯一地上戦を繰り広げたところでもある。今回は、その激戦地となった沖縄本島南部地方をめぐるツアーに参加した。
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