12月23日  ▼私にとってのハポン〜あなたにとっての日本とは〜
/マレリー・ミズアライ、山本奈美(ピースボートスタッフ)
ペルーから乗船されたゲストの日系ペルー人マレリー・ミズアライさんと、ピースボートスタッフ山本奈美とのトークショーがおこなわれた。
「わたしの日本に対するイメージというのは、厳格な祖父の影響が強くありました。祖父は厳しかったし、孫のわたしに対してもあまりスキンシップをとってくれませんでした。また、わたしの友達で日本に『出稼ぎ』に行った人たちの話を聞いていて、その人たちの話からは、日本に対してあまり良いイメージを持てませんでした。
しかし、ピースボートの人たちが、日本人のイメージを変えてくれました。これまでのわたしの日本人に対するイメージは、『シャイで楽しむことが下手な人たち』といったものでしたが、ピースボートの人たちは、全然違っていて、逆に私たちペルー人の方がシャイなくらいとても積極的で、楽しい人たちでした。私が残念に思っているのは、もっと早くそのことに気づけば良かったのにってことです。」
国際人養成講座PartII〜寄港地での疑問オープンディスカッション〜/金子貴一(ジャーナリスト)
国際人養成講座PartIに続いての「PartII」。金子貴一さんからプーアール茶の差し入れもあり、のんびりした雰囲気で始まった。内容は「『発展途上国』で出会う物乞いの人達や、『ペンをちょうだい』という子ども達とはどう接すればいいのか?なぜペンをほしがるのか?観光公害とは何か?」など。
「観光客が現地の人にものを渡している光景はよく見られます。これは、初めは観光客が『あめあげる』と言って、それを現地の人が受け取るという受け身の形ですが、だんだん自分から『あめちょうだい』というようにずうずうしくなり、それが『お金ちょうだい』と徐々にエスカレートしていくのです。こういうふうに、人々の暮らしが観光客によって破壊され、観光客に依存した生活になり、自立した生活ができなくなるというのが『観光公害』です。」
船内ニュース
世界は誰が救うのか〜国連の行方〜
映像の世紀(9)〜ベトナムの衝撃〜
ガラパゴス報告会〜動物たちの楽園を見て〜
秋組紅白歌合戦練習
水案大捜査線・水パの逆襲〜船マジックを企む男〜
第三回・洋上卓球大会
Talking Blues
横浜人全員集合
暗闇戦争体験
▼船内タイムテーブル▼
12月23日
▼おまけ▼
今日の海と空(12/23)
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■12月23日のお誕生日
★水間直子さん(26歳)
乗船のきっかけは「世界一周したかったから」。「のんびりできたインドが一番印象に残った寄港地です。」日本へのメッセージ、「ひとまわり大きくなって帰ってくるよ。いろんな意味で」
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