12月23日  ▼水案大捜査線・水パの逆襲〜船マジックを企む男〜
「水案パートナー」とは、それぞれの水先案内人の船内講座の準備を手伝ったり、内容をいっしょに練ったりする人たちのこと。水先案内人とさらに仲良くなれる!という特典もあって、希望者殺到、となることも多い。
ところが、フォトジャーナリスト・桃井和馬さんの水案パートナーをつとめる、通称「桃パ」たちには、なんと大きな不満があるという。「私たちが遅くまで次の日の講座の準備をしているのに、桃井さんはその間、バーで酒を飲んでいる!」――参加者からの質問もまじえ、9人の「桃パ」たちが、桃井さんのホンネに迫った。
「桃パ」のひとりが、「私たちが講座の準備をしているときに、お酒を飲んでいるのはどうして?」と、さっそく「不満」をぶつける。
すかさず返答する桃井さん。「酒を飲むのも仕事のひとつ(笑)。それに、最初に『俺の水パはつらいけど、それでもやるか』って聞いたら、みんな『やる!』って言っただろ。決めたことはしっかりやらないと」。さらに、この機会(?)に、「要領よくやれば、仕事ももっと早く終わるはずだよ」という「お叱り」の言葉も。
しかし、最後には「でも、みんなには本当に感謝してるよ。ほんとにありがとう」と頭を下げた桃井さんに、「桃パ」たちもちょっと感激。さらに信頼が深まった(?)夜だったようだ。
第三回・洋上卓球大会
「今世紀最後の洋上卓球大会」と銘打って行われたこの企画。回を重ねるごとに、参加者数、企画内容、賞品がグレードアップしてきた。今大会の目玉は、深夜25時より行われた「カップルDEダブルス」。日付はかわり、クリスマスイブ。参加した14組のペアは皆、一喜一憂しながら、息のあったプレイを見せていた。優勝したのは、ともみさん・大平君ペア。優勝商品のDXクリスマスケーキ券は、二人にとって、一足早いクリスマスプレゼントとなった。
Talking Blues
自分自身のことを語るところからはじめて、言いたいことを自由に発言できる空間を提供できたらと、と始められたこの企画。第一回目はピースボートスタッフ、上野祥法が語る10代の生き様。「元暴走族」という経歴を持つ彼が、普段はなかなか話すことのない暴走族時代の話を語った。
横浜人全員集合
前回の「埼玉県人」に続く、ローカル企画第2段。今回は横浜出身の参加者10名ほどが集まった。最寄りの駅はどこか、自分の時代はどこの高校が一番荒れてると言われていたか等、みんな懐かしがりながら話していた。その中で、ひとりの参加者が「でも、自分の出身地の歴史とか詳しい事って全然知らないですよね。自分の出身地に誇りは持ってるけど、細かいところまでは語れない。一回詳しく調べてみたいな。みんなに横浜を知ってもらえるような企画をやりたい。」と言っていた。自分の出身地のことをあらためて考えるきっかけが出来た。
暗闇戦争体験/桃井和馬(フォトジャーナリスト)
フォトジャーナリスト桃井和馬さんの暗闇シリーズ第2弾。視界のない暗闇で、視覚以外のあらゆる感性をはたらかせディスカッションするこの企画。テーマは『戦争が終わって、自分たちを殺そうとしていた相手とどう平和を築くか』。
※暗闇のため写真はありません。
「暗闇で戦場の雰囲気を味わうことで、戦争を自分自身の問題として皆さんに実感して欲しかったんです。そして、そういう戦争を実際に体験した人たちのことを肌で感じ、その上で、自分のこととして、どう平和を築くことが出来るかを考えて欲しかったのです。」
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