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12月22日 ▼第二回ピースカップ▼ |
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第二回洋上サッカー大会「ピースカップ」が開催された。ルールは女性がシュートを決めれば2点、男性がシュートを決めれば1点、と以前と同じだが、エントリーチームが増え、前回以上に白熱した試合がおこなわれた。激戦を勝ち抜き、優勝を手にしたのは、ユネスコ・アート部だった。 |
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▼太平洋への招待(2)フィジー編/野平晋作(ピースボートスタッフ)▼ |
ピースボートスタッフ野平晋作によって開催されている連続講座。第二回目はフィジー編で、これから先も、太平洋の島々の歴史や文化を中心に語られる予定だ。
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イギリスや日本といった列強の植民地政策によって、望まずに多民族社会となったフィジー。独立から数十年を経た現在も、政治はフィジー系、経済はインド系という「棲み分け」がなされ、フィジー系を優先する憲法の存在などといった苦悩を抱えている。また、さらに少数のバナバ系民族やソロモン系民族の存在もあり、問題を複雑化させている。 |
このことに関して野平は、「失われた自国の歴史を知ることによりルーツを確認し、誇りやアイデンティティを取り戻すことが出来ます。そして、相手の歴史を知り、お互いのアイデンティティを尊重することで、共存することが出来ます。そこから、法律や経済格差といった課題にも立ち向かえるのではないでしょうか」と語る。
そして「このような問題はフィジーだけでなく、日本を含め世界各地で起こっていることです。フィジーの訪問で、学べること、また、フィジーに対して協力できることもあります。」と締めくくった。 |
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▼誰でも写せる簡単写真術/桃井和馬(フォトジャーナリスト)▼ |
世界100カ国以上を巡って写真を撮り続けているフォトジャーナリスト、桃井和馬さんによるとっておきの写真術講座。 |
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「なぜぼくが、こんな企業秘密を簡単に教えてしまうかと言うと、絶対にみなさん良い写真なんか取れないからです。そのくらい写真は奥が深いのです。なぜぼくが写真にはまっているのか、それは、写真は想像力を掻き立てるからです。写っていない情景を、いかに写し出すか、それが写真の醍醐味です。
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松尾芭蕉の句に『古池やかわず飛び込む水の音』というのがあります。この句に映し出されているものは、ただ古池にカエルが飛び込んでいるシーンだけです。もし、この句が、ただそれだけのことを表しているのだとしたら、こんなつまらない句はありません。
しかし、この句は、古池にかわずが飛び込むことによって、メインテーマの『静けさ』を映し出しているのです。古池にかわずが飛び込んでいるという文字は、『静けさ』を表すためものでしかありません。
撮ってあるもの自体は重要ではありません。撮ってあるものから、いろんなことが想像できる、そういうことが重要なのです。そして、そのために、ぼくは、いつもいつも、被写体の状況について、どんな問題があるのかなどについて考えています。そして、その写らない部分をどうやってイメージさせるかというのが写真の醍醐味です。」
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12月22日 |
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■今日の海と空(12/22)
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■12月21日のお誕生日
★大滝まゆこさん(?歳)
「街角でポスターを見て乗船を決意しました。最近はデッキで寝ることにはまっています。」最後に日本の皆さんに、「元気でやってます。」
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