武器からひとへ!軍事費に対する世界行動デー(GDAMS)にアクションを起こしました

武器からひとへ!軍事費に対する世界行動デー(GDAMS)にアクションを起こしました
4月14日(月)、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が2013年の世界軍事費データを発表しました。それによると、178兆円ものお金が軍事に使われています。ピースボートは、「軍事費に対する世界アクション・デー(GDAMS)」の実行委員会の一員として、東京や船上でさまざまなアクションを起こしました。

シンポジウム「武器からひとへ『安全保障費』を問い直す」を開催

東京では、シンポジウム「武器からひとへ『安全保障費』を問い直す」を開催しました。

4月14日(月)、ピースボートは、グローバル9条キャンペーン、GDAMS 2014東京アクション実行委員会とともに、東京の参議院議員会館にてシンポジウム「武器からひとへ『安全保障費』を問い直す」を開催しました。当日は100名近い方々が集まり、ヨーロッパやアジア太平洋諸国の軍縮問題の専門家や日本国内で被災者支援や貧困問題に取り組んでいる有識者とともに、「安全保障費」に関する議論が行われました。シンポジウムの様子はUSTREAMでも配信されました。

3部構成となった本シンポジウムでは、まず最初にSIPRIの発表をもとに2013年の世界の軍事費を分析。続く第2部では「軍事費・安全保障をめぐる世界の動き、日本が直面する『命と安全』の問題」と称して、国内外から集まった7名のゲストが報告を行いました。第3部では、新外交イニシアティブ(ND)の猿田佐世さんのコメントを出発点として、広義の「安全保障」とあるべき財源配分についてのディスカッションが、ピースボートの川崎哲の司会の下で進められました。

現在、日本政府は「積極的平和主義」を掲げつつ、「国を守り抜くため」として対外防衛力を予算、装備ともに拡大させています。その一方で、震災と原発事故から3年を経た今も、26万7,000人にのぼる人々が避難生活を送らざるをえない現実があり、事故現場の深刻な事態も続いています。社会保障の分野では、生活保護基準が段階的に引き下げられるなど、予算の削減がすすめられています。本シンポジウムは、いま私たちが問われている命の緊急課題は何であるか、また財源配分がどうあるべきかについて考え直すひとつのきっかけを提供しました。

第1部および第2部の登壇者
●塚田晋一郎 NPO法人ピースデポ
●スージー・スナイダー 国際NGOパックス(オランダ)
●ロレッタ・カストロ ミリアム大学・平和教育センター(フィリピン)
●福田健治 福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)
●中村光男 被ばく労働を考えるネットワーク
●ティルマン・ラフ 核戦争防止国際医師会議(オーストラリア)
●大西連 NPO法人自立生活サポートセンター・もやい

軍事費より命に!「あるべきお金の使い道」を議論

武器からひとへ!軍事費に対する世界行動デー(GDAMS)にアクションを起こしました(「スエズ運河通過時に500名以上のピースボート参加者がデッキに集まり、「軍事費より命」と書いたバナーを掲げました)
地球一周中の第83回ピースボート船内では、「軍事費より命に!」というテーマで「あるべきお金の使い道」を議論しました。スエズ運河通過時には500名以上の参加者がデッキに集まり、「軍事費より命」と書いたバナーを掲げました。

GDAMSにあわせた船上企画を行い、世界の人々が健康で衛生的な生活を営み、教育を受けられるようにするために必要な金額と軍事費の比較を行いました。また、2013年の日本の軍事費予算が約5兆円と発表されたことを受け、参加者どうし意見を交わし、他にお金を投じて欲しい分野を書いた100以上のメッセージを集め、GDAMSのオンライン署名に送りました。その中では、東日本大震災後の復興に十分なお金が投じられていないことを懸念する声が多く寄せられました。

また、被爆者から世界にメッセージを発信しました。第83回ピースボートで行われている第7回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」の参加被爆者、服部道子さんが世界に向けて、核廃絶と平和、そしてお金を軍事に使うのを止めて人々に振り向けるようビデオ・メッセージを発しました。

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