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2004年1月16日〜21日、インドのムンバイでおこなわれる第4回「世界社会フォーラム(WSF)」。その開会日にあわせてピースボートはムンバイに寄港します。
また、国内外のNGOで活躍する若手メンバーが東京からムンバイまで多数乗船、ピースボートでWSFに向かいます。ここでは、船内、そしてWSF会場でおこなわれる数々の企画やワークショップをレポート。「世界最大」のNGOフォーラムの様子をお届けします。 |
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1月16日、ムンバイで開催された「世界社会フォーラム(WSF)」。開会日にあわせて寄港したピースボートからも、参加者の半数以上が開会イベントに参加した。
ピースボートは開会時刻にあわせ、ゲートからイベント会場までをピースウォーク。船内で作成した色とりどりのバナーやプラカード・楽器を持っての、にぎやかなモノになった。
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WSFに向け、ピースボートではWSFプロジェクトチームを結成。この中には、ピースボートスタッフや参加者はもちろん、日本国内で活動するさまざまなNGOの若者たちも入っています。
彼らは、WSFに参加するだけでなく、ムンバイまでの洋上でも、専門分野を活かしたさまざまなアクションや船内講座、ワークショップなどを開催。ピースボートで向かうWSFを、より"深ーく"体感するための仲間たちです。
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[栗本和子さん/大阪自由学校『ぼちぼち』]
ムンバイで開かれるWSFに向け、たくさんの船内企画がおこなわれている現在。その中には、日本国内で活動するNGOやフリージャーナリストなど、「フェローシップ」としてピースボートとともにムンバイへ向かう人たちもいます。
今回は、「大阪自由学校『ぼちぼち』」で活動する栗本和子さん。ご自身が「自由学校」のワークショップを受けたことがきっかけでスタッフになったといいます。
地元を重視した活動を続けている栗本さんがWSFで何をやろうとしているのか――和やかなインタビューとなりました。
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■WSFとは?
「Another World is Possible」を合い言葉に、世界各地からあらゆる分野で活躍するNGOや市民が集い、ワークショップや国際会議を行う、世界最大のNGOフォーラムです。
大企業の利益が優先される社会ではなく、「ひとの暮らし」が優先される「もうひとつの社会」をつくることを目指し、これまでに3回、ブラジルのポルトアレグレで開催されました。2001年から始まったこのムーブメントは大きな注目を集め、昨年のWSFには約10万人もの市民が集まりました。
そして2004年1月、世界中の大きな期待を背負って、第4回世界社会フォーラムがインドのムンバイにて開催されます。 |
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