手話ということば(1) |
今回のクルーズには、聴覚障害を持つ女性がひとり乗船している。彼女の名前は青木英理子さん。彼女は友人の高橋文さんと一緒に、自主企画「手話教室」を企画、ひとりでも多くの人に「手話」を体験してもらいたいという。そんな彼女の「旅」を追いかけてみることにした。 |
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【9月25日 「手話教室」スタート】
この日、アゴラにて「手話教室」がスタート!なんと50名ほどが集まった。「こんなに来るとは思わなかった…」と、青木さんも嬉しそう。
第一回ということで「おはよう」こんにちは」などの挨拶と自己紹介の仕方を習ったが、けっこうみんな覚えが早く、1時間の予定がなんと30分で今日の分は終了…。 |
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手話にも「五十音」が存在するという。が、自分の名前を伝えるときには、そのひとつひとつを文字で追っていくのは面倒…そこで、漢字や言葉の意味を使って伝えるそうだ。
たとえば「高橋」だったら、「た・か・は・し」と一音ずつ話すのではなく、「高い、橋」というふうに。 |
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【9月28日 もうすぐベトナム】
もうすぐベトナム。青木さんは、ここから船を一時離脱し、カンボジア地雷検証ツアーに参加する予定だという。
今日は、ツアー前の勉強会。手話通訳ではなかなかついていけなさそうな、こんなときには、友人がパソコンで「同時通訳」をしていた。 |
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【9月30日 手話"プロジェクトX"?】
青木さんはカンボジアへ行ってしまった。手話もしばらくお休み…と思いきや、友人の高橋さん主催の「手話プロジェクト」が始まっていた。
帰ってきた青木さんをびっくりさせようと、みんなで手話の歌を練習しているのだ。曲は、SMAPの「世界にひとつだけの花」。
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