第40回ピースボート地球一周クルーズレポート
12月14日 船内トピックス
 毎朝6時の「ラジオ体操」も出たいけど、ちょっと起きられない…そんな人には、午前11時からの自主企画「お寝坊ラジオ体操」はいかが?青空の下、うーんと背伸びをすれば、アタマもカラダもすっきり目覚めます。中には早朝もこちらも両方出席、なんていう元気な人も。
 参加者の吉田勉さん企画の「卓球教室」。一見「地味」なスポーツ、卓球だけれど、風に吹かれながらの「青空卓球」とはまたオツなもの。しかし、船が揺れるせいか、それとも順番待ちの人の視線に緊張するのか、なかなかラリーは続かない…。
 夕方のネプチューンデッキでは、ピースボートスタッフの安藤悠一による自主企画「太鼓をたたこう」。使った楽器は、安藤がかつてケニアやインドで購入した10個の太鼓。まずは基本的な叩き方を教わったあと、波の音を聞きながら、みんなで合わせてリズムを刻み、様々な太鼓の音がデッキに響いていた。続けていくうちに次第にヒートアップ、「手が痛い!」との声もあったとか?
(小林祥子)
 「もみじの手」は、手作りのおもちゃで世界中の子どもたちと交流していこうというチーム。ダナンでは、ストリートチルドレンセンターを訪問し、子どもたちとお手玉やリコーダーを使った交流をする予定だ。ということで、お手玉づくり企画。船内でつくったお手玉は、リコーダーや文具と一緒に子どもたちにプレゼントするそうだ。みんな、子どもたちの笑顔を思い描きながら一生懸命つくっていた。
(小林祥子)
 たくさんの人が通るカウンター前でひときわ注目を集めていたのは、自主企画「折り紙でクリスマスリースをつくろう」企画者の皆富さん。彼女は、語学教師のカレンに英語で折り方を教えている。その滑らかさは、まわりの参加者もおもわずため息をついてしまうほど。寄港地だけでなく、こんな身近なところにもひとつの「交流」があるのだ。
 アタマだけでなく、現地での出会いや体験を通じて学ぼうという「第40回地球大学」がいよいよスタート!導入部となるユニット1をベトナム出港後に控え、初回の今日はオリエンテーションだ。
 その中でおこなわれたワークショップは、それぞれが各国の旗を持ってデッキに書かれたグラフの上に並ぶことで、一部の国だけに富が集中していることがわかるというもの。このワークショップでは「人口が多い国ではそれだけ収入も増えるはずなのに、今はそうじゃない」とピースボートスタッフが語る言葉を、ほんの少しだけ実感するゲームになった。
 毎夕7時半。ミュージックサロンから軽やかな音楽がきこえてきます。これは社交ダンスの練習風景。指導してくれるのは参加者の西田さんです。まったくダンスは初めて、という人も多く、最初は靴を踏んだり踏まれたり。それでも終わる頃には少しずつ足取りも軽やかになってきました。帰国するまでには優雅に踊れるかな?
(吉田勉)
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