１２月２９日　　▼タヒチアンの挑戦〜仏の援助は要らない〜
／ガブリエル・テティアラヒ（ヒティ・タウ代表）▼
タヒチからのゲスト、ガブリエルさんの2回目の講座。自らが代表をつとめるNGO『ヒティ・タウ』の活動内容紹介を通じて、タヒチでいま何が起きているのか、自分たちがこれからのタヒチをどう作っていこうとしているのかについて語った。
「1995年の、タヒチ近海ムルロア環礁でのフランスによる核実験再開は、私達タヒチアンに対する暴力だと考えています。ムルロア労働者の10％が14歳以下の少年でした。子供達が軍によってモルモットにされたのです。
フランスは、核実験が雇用を提供していると言います。実際、職を失うことを恐れて、『核実験反対』や反仏を叫べない人も多いのです。
そこでヒティ・タウは、人々がフランスからの援助なしで暮らしてゆけるように、そして先住民族マオヒとしてのアイデンティティを取り戻す為に、バニラやモノイといった伝統的な商品作物を栽培して、経済的な自立を目指し成果をあげています。これは私達が新たなビジョンを持ち、何をすべきかを知ったからです。」
▼まんだら宝くじ▼
年末恒例、船内屋台「まんだらや」主催の宝くじ。今回も豪華賞品を取り揃え、大々的におこなわれた。
まんだらやＴシャツにGパンという格好で、いつも大忙しのまんだらやスタッフも、今日ばかりはおめかしをして、いつもと違った雰囲気。賞品はまんだら屋Tシャツから現金10万円と幅広い。賞品のひとつ、「まんだらや　カップル豪遊券」（男女のペアであれば、一日限定まんだら屋で食べ放題の券）では、まんだら屋スタッフの「マサさん」が当選するという珍事件も。見事、賞金10万円をGETした幸せな参加者は、音人＆ゴスペルで活躍中のゴメちゃんこと中込さん。新年を前に大きなお年玉をもらった、と喜んでいました。
▼船内ニュース▼
◆CPNNワークショップ(1)
◆前略、大切な人へ〜地球の裏側からの手紙〜
◆大忘年会
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12月29日
▼おまけ▼
■今日の海と空(12/29)
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■12月29日のお誕生日
★藤本布由子さん（２６歳）
船のインフォメーションカウンターでお仕事をする藤本さん。仕事上、寄港地では少ししか下船できないものの、「バルセロナで食べたチョコレートは絶品！」だったとか。「32回クルーズにも乗船します。32回に乗る皆さん、よろしくお願いします。」
★野村洋太さん（３１歳）
「オレ、こういうの苦手なんだよね〜」と言いながらも、一番印象深い寄港地は?と聞くと「タヒチで、跳んでるイルカの群れを見たこと」と答えてくれました。日本の皆さんへメッセージ。「四六時中、水平線が見たい人は乗ってこい!」。
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