|
 |
 |
- 村上 トシ子(むらかみ・としこ)さん (埼玉県出身、61歳)
船に乗る前は?:
2005年までは公務員。39年間つとめました。その後、49回・地球一周クルーズ(2005年5月出航)に夫と参加。それから今クルーズまでは、ボランティアスタッフとしてお手伝いをしていました。
ピースボートを知ったきっかけは?:
知り合いがベトナムのストリートチルドレンの支援に関わる仕事をしているのを聞いて、何か手伝えることがあれば、と声をかけたんです。そこでベトナムで、日本人観光客の対応をする人たちに日本語を教えてみないか、と誘われて、夫とベトナムへ。その行程の中、「フエ子どもの家」というストリートチルドレンの支援をしている施設を訪れることがあったんです。そこで「日本のピースボートというNGOがよく来ているよ」という話を聞いて、ピースボートに興味を持ちました。
60回クルーズへの参加を決めたのは?:
以前クルーズに参加した時、若者たちに元気をもらってすごく楽しかったから、また乗りたいと思って。それから南極航路も魅力でした。
これまでで思い出深い寄港地は?:
ウシュアイア。「熊谷」のTシャツを着て世界最南端の場所で写真を撮りたいと、出発前から考えていたんです。ウシュアイアはとても寒くて、Tシャツ姿になるのは難しそうだったのですが、パタゴニアの大自然をトレッキングして体も温まっていたので、無事、目標達成できました。本当にいい思い出です。
船のお気に入りの場所は?:
左舷ベランダデッキ。たくさんの人が通る場所で、皆さんと声を掛け合えるのがいいですね。それから外も見えて、広々としたフリースペースも好きです。
この旅で食べた美味しいモノは?:
ウシュアイアで食べた大きな蟹のスープ。ハンガリー風とガーリック風、2つの味が楽しめました。
最近参加した船内企画は?:
節分イベント。寄港地で大豆を買って、お面をかぶって豆まきをしました。
それから、地球大学を受講し、南極から考える環境問題について学びました。地球大学で学んだことや、南極を訪れて感じたことをまとめて7分間のプレゼンテーションをしました。
この旅で買ったお土産は?:
ウシュアイアで、キャップを。これは家族に贈ります。それから、港ごとに国旗を買っています。
一言メッセージ:
船では人から与えられることよりも、自分から作り出して発信できたり、友達が増えたり、年齢を関係なく会話ができます。これが本当の地球の姿だったらいいなと思います。
- 小野寺 望(おのでら・のぞみ)さん (岩手県出身、23歳)
船に乗る前は?:
アルバイト。パチンコ屋さんのコーヒーレディとモスバーガーを掛け持ちしてました。それより前は東京で会社勤めでした。
ピースボートを知ったきっかけは?:
社会人バスケサークルに入っているんですが、そのメンバーで千歳烏山に飲みに行った際、地球一周のポスターを見つけました。
60回クルーズへの参加を決めたのは?:
ワーキングホリデーに行くか迷っていたんですが、一度の旅でいろんなところに行けるのがいいと思って。南極に行けることも決め手になりました。
これまでで思い出深い寄港地は?:
ナミビア。船内のテレビチームの番組撮影に参加して、バギーやラクダにも乗ったんですよ。
船のお気に入りの場所は?:
ブロードウェイショーラウンジ。参加してる「ギャルバンド」の練習が楽しくて。毎朝6時からバンド練習をガンバってます。
この旅で食べた美味しいモノは?:
ウシュアイアの町中で食べたチョコチップアイス。その甘ったるさが良かったです。
最近参加した船内企画は?:
「チェ・ゲバラの愛と革命」という講座。キューバの革命家の意外な素顔を知ることができておもしろかったです。ゲバラが実は女好き、なんて話を聞くとちょっと親近感がわきますよね。
この旅で買ったお土産は?:
ポートビクトリアで小さなココ・デ・メールの置物を。
一言メッセージ:
金銭面に不安があったけど参加しました。仲間など、お金では買えない価値がたくさんあって、この船に乗れば退屈な毎日に何か変化が起きると思います。
- ハーンドン 哲也(はーんどん・てつや)さん (東京都出身、30歳)
船に乗る前は?:
19歳から横田基地内の自動車整備工場で受付をしてました。ちなみに、10歳までは横田基地内の日本語学校に通っていたので、その頃は日常会話は英語だったんですよ。
ピースボートを知ったきっかけは?:
5年前、一人でラーメン屋に入ったらピースボートのポスターを見つけて。おもしろそうだし、世界を見たいと思いました。
60回クルーズへの参加を決めたのは?:
『車いすでアジア』という本を読んで以来、アンコールワットに行きたいと思っていたんです。それから、イースター島のモアイ像など、遺跡が好きだったから。ちょうど30歳ということで仕事に区切りをつけてこの旅に参加しました。
これまでで思い出深い寄港地は?:
南アフリカ。ドラケンズバーグ(※)に行けてほんとうに良かったです。山に囲まれた大自然の中に住んでみたいと思いました。
※ドラケンズバーグ:南アフリカで最も高い山脈。景勝地として人気があるほか、ドラケンズバーグ公園には4千年前の人類が残したと言われる壁画や住居跡があり、世界遺産にも登録されている。
船のお気に入りの場所は?:
前方デッキ。バイクで走っている時のような、壮快な風が気持ちよくて、心が洗われます。
この旅で食べた美味しいモノは?:
洋上居酒屋「波へい」の納豆巻き。
ウシュアイアの交流プログラムで食べたエンパナーダ(※)、その場で揚げてくれたので、できたてで美味しかったです。
※エンパナーダ:南米諸国で食べられるミートパイのようなもの。手軽な一品で、前菜やおやつとして出されることが多い。
最近参加した船内企画は?:
スポーツが好きで、最近はタッチラグビーという企画に参加しました。これは「タックルなしのラグビー」といった感じのもので、洋上でも楽しめるのがいいです。
この旅で買ったお土産は?:
革製の財布と肩掛けバッグ。手頃な値段で、いい買い物でした。それから、セイシェルではキレイな石や貝を拾いました。買ってないけどお土産です。
一言メッセージ:
イメージと本物は違います、世界を見ると実感ができるから、お金を貯めて参加してみて下さい!
- 中村 清秀(なかむら・せいしゅう)さん (埼玉県出身、20歳)
船に乗る前は?:
流通経済大学2年生。大学ではフットサルを、それから地域の新体操のコーチをしています。
ピースボートを知ったきっかけは?:
大学の観光学科に通っていることもあって、父に勧められました。
60回クルーズへの参加を決めたのは?:
春休みを最大限使える日程だったのと、南極に行ける航路だったから。
これまでで思い出深い寄港地は?:
印象深いのはブラジルで行った、フラメンゴ対ボタフォゴのサッカー観戦。「サッカー王国」を体感できて感動しました。
これから楽しみなのは、オーバーランドツアーで行く南極大陸です!
船のお気に入りの場所は?:
気の合う仲間がいる自分の部屋。
この旅で食べた美味しいモノは?:
昨日の夕食に、ヨットクラブで食べた五色丼。それからナミビアのスペアリブ。
最近参加した船内企画は?:
自主企画でバンドを組んでいます。船内で何組かのバンドが結成されているんですが、かけもちしてるので、けっこう大変です。
この旅で買ったお土産は?:
ブラジルのサッカーチーム「フラメンゴ」のゲームシャツ。
一言メッセージ:
迷ったけど船に乗って良かったです!! 船に乗るまではこんなにいろんなジャンルの人と関わることがなかったので降りるまでいろいろチャレンジしようと思います!
- 星野 慶(ほしの・けい)さん (新潟県出身、21歳)
船に乗る前は?:
大学を2年で中退して、その後1年間はアルバイトとピースボートのボランティアスタッフをしていました。
ピースボートを知ったきっかけは?:
以前、祖母と父がピースボートに乗ったことがあって、船旅の話を聞いていたんです。さらに、姉もピースボートに乗って。家族からいろいろ聞いたことがきっかけです。
60回クルーズへの参加を決めたのは?:
南半球を回る航路で、南極にも行けるものだったから。お金のことをはじめ、いろんなタイミングもうまく重なったので、このクルーズに決めました。
これまでで思い出深い寄港地は?:
南アフリカです。船でできた友だち3人でリチャーズ・ベイからケープタウンまで船を一時離脱して、陸路で旅をしました。自分たちでホテルの予約手配なんかもして、すごくいい思い出になっています。
船のお気に入りの場所は?:
ウィンジャマールラウンジのカーテンの中(笑)。すごく落ち着ける場所で、寝る前にここで瞑想したりしてます。
この旅で食べた美味しいモノは?:
ナミビアのドイツ系レストランで食べたビールとソーセージと牡蛎。
最近参加した船内企画は?:
ホストクラブと、「恋するハニカミ」(※テレビ番組)をパロディにした企画に、企画側として参加しました。ハニカミでは、映像づくりにもトライしました。
この旅で買ったお土産は?:
ナミビアで、地元の人と仲良くなって。僕のサングラスとマスクを交換したんです。その「マスク」が思い出のお土産です。
一言メッセージ:
船では自分を列の最後に置く謙虚さを大切にしてます。
|

|