1/19。最後の寄港地・ハワイイに向けて乗船した水先案内人レイマイレ・クイテヴィスさんによる企画「Ka Makana o Holu〜フラの贈り物」。ハワイイ先住民のレイマイレさん最初の講座では、最近日本でもちょっとしたブームの「フラ」を切り口に、ハワイイの歴史や文化を紹介しました。 　色鮮やかなこちらの写真は「TOPAKORE55」と題されたファッションショーからの1枚。このショー、もともとは参加者の久保田順子さんによる「洋服好き集まれ」という自主企画から始まったものなんです。集まった洋服好きたちの思いつきからミーティングを重ね、新しい服を作り、音楽や照明、舞台装飾などを練り…今日に至った企画です。テーマは「鏡花水月」。鏡に映った花や、水に映った月のように、手に取れない「美」を表現したいという思いから決めたそう。また、ただ服を見せるだけでなく、私達が普段何気なく着ている服のルーツを紹介したり、ファッションから地球一周の壮大な景観を表現したり、といった取り組みにも大きな注目が集まりました。 　今日は時差発生の日。夜12時になったら時計を1時間戻す、という地球一周ならではのミニ・イベントの日です。旅の間に20回ほどあるこの小さなイベントを「盛り上げる」ことを目標とした「チーム・タイムラグ」よる恒例の企画が今日もピースボートセンター前に登場しました。要は、時差発生時に行われる即興漫談なのですが、個性豊かなメンバーが繰り広げる絶妙トークが話題となり、今は回を重ねるごとに視聴者が増える人気企画の一つに。時差発生も残すところあとわずか。ラストに向けてどんな演出があるのか楽しみです。 前のレポート ／ 55回クルーズレポートトップへ ／ 次のレポート