life onboard
 1/18。中南米関連の講座で大人気の水先案内人・伊高浩昭さんによる「情熱の詩人〜ガブリエラ・ミストゥラス」からの1枚。チリのノーベル文学賞女流詩人、ガブリエラ・ミストゥラスの半生と、彼女の残した詩を紹介しました。詩の朗読を担当したのは、伊高さんの水案パートナー(公募制で、水案と共に講座作りを担う人たち)の皆さん。初めて触れる詩の世界に「難しい!」というのが率直な感想だったそうですが、伊高さんが励ますように言った「詩は瞬発力」という言葉が忘れられない、とも語ってくれました。

 あなたは少し高い国産のアスパラと、安い外国産のアスパラ、どちらを選びますか――こんな問いかけから始まったのは、水先案内人・マエキタミヤコさんによる企画「見えるエコと見えないエコ」。飛行機で運ばれてくる外国産の食料は、国産のものより多くのエネルギーを使っていることを示し、その移動距離「フードマイレージ」に焦点を当てて、私達の日常生活の中にある「見えないエコ」を解説しました。

 「POTO GYALLARY」の看板の下に並ぶのは、この旅で撮影された写真の数々。こちらは、トパーズ号のカメラマンが撮った写真を販売する、船内のフォトショップからの1枚です。新しい寄港地に降り立った時、船が港を離れる時、船内の企画や日常の様子が並ぶこの一角は、ちょっとした思い出アルバムのようなコーナーです。
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