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 1/12。ラテンアメリカ関係の講座で人気の水先案内人、伊高浩昭さんと、ベネズエラから乗船の水先案内人、エドゥワルド・ロテさんによる企画「ラテンアメリカを斬る!」からの1枚。ベネズエラのテレビ局「テレ・スル」で国際編集戦略を担当するエドゥワルドさんと、元共同通信の伊高さん、という「ジャーナリスト・コンビ」が語るラテンアメリカ情勢には、大きな関心が集まりました。
 こちらは、次の寄港地・グアテマラに向けての企画「もぎたてグアテマラPART1」の様子。講師をつとめてくださったのは、水先案内人、マルロン・アントニオコルドバさん。グアテマラに生まれ育ち、観光ガイドを経てNGO活動に携わるようになったというマルロンさんは、「初めての講座だから、挨拶の意味もこめて」と、自身の体験を中心にグアテマラを紹介。マルロンさん自身の視点で語られるグアテマラには、たくさんの発見が。続くPART2以降の企画が楽しみです。

 最後は、水先案内人・金昌幸さんと、彼と同じ「在日」の黄寛治さんの二人が、自身の生まれ育った環境や、「在日」として生きる体験を語った企画「黄金の青春時代」から。日本に暮らす私達にとってあまりにも身近な存在ながら、なぜかそこに「距離」が生まれてしまう――そんな、彼らが語る差別や「在日」という意味に、年代をこえた多くの参加者が耳を傾けました。
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