船内ニュース
10月24日 PEACE NOW KOREA JAPAN〜今私たちから始めよう〜
 『日本と韓国、視点を変えてみることで互いに認めあい、共に北東アジアの市民として平和のために何ができるか考えてみたい』初めてのミーティングで、そう心をひとつにしたコリアチームの連続講座が最終回を迎えた。1ヶ月に渡る企画の集大成だ。
写真左端
キム・パク・テーシク(韓国平和活動家)
 「韓国人の私が、この船で平和を望むたくさんの日本の皆さんに出会えたことに感動しています。
 こんな風に、日本と韓国・若者と年輩者が実際に出会って、違いを越え共に未来を作っていくために、共通の努力を始めることが重要なのだと思います」

写真左から二番目
イ・ジョンヨン(韓国ハンギョレ新聞写真記者)
 「言葉の通じない私が、日本の親父ギャグを連発することでたくさんの皆さんと親しくなることができました。
 この船でいただいた平和を愛する心や優しさ…この様な人間としての美しい気持ちを持ち続けていれば、いつかきっと再会できる。そしてその時、離れていた間のできごとを笑って話せるでしょう」

写真右端
孫明修(NGO「日韓市民スクエア」共同代表)
 「日韓の間には様々な問題がありますが、私は、市民と市民が力を合わせることでそれらを解決できると思っています。
 そのためには“ありがとうと言える心”という様な、いいものにたくさんふれること、そしてそれを多くの人に見てもらうことが必要なのです。私は日韓の間に入って、いい出会いといい空間を作っていきたいと考えています」

写真右から二番目
カン・ジェスク(韓国NGO「平和市民連帯」代表)
 「講座づくりに関わってくれた乗船者に女性が多かったことが印象的でした。これから平和を生みだす道のりで、女性が大きな役割を果たすのではないでしょうか。
 私は、第40回クルーズにも乗船した経験をふまえて本を出版する予定です。米国による間違ったイラク戦争に、日韓からの派兵が決定した今、共に反対の声をあげましょう」
(石井紀子)
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