第41回ピースボート地球一周クルーズ寄港地インフォメーション モンデゴベイ

国名
ジャマイカ (Jamaica)

ことば
公用語は英語。一般的には、英語が変化したパトワ語という独特の言葉が話されている。
・解説
 15世紀にスペイン人コロンブスがヨーロッパ人としてはじめてジャマイカに上陸。これによりスペインによる植民化がはじまった。先住民族の人々は、疫病や奴隷労働により滅亡。現在のジャマイカ国民の大半は、スペイン人がアフリカから「輸入」した黒人奴隷たちの血をひく人々だという。
 17世紀からイギリス支配下に入り、第二次世界大戦後の1962年、カリブ海の英植民地として初めて独立を達成。しかし、二大政党の対立などにより政権は混乱。1989年からようやく長期政権が成立している。

レゲエイベント
 ジャマイカと言えば、なんといってもカリブ海の青さとレゲエミュージック。その自然とレゲエのリズムをナマで堪能すべく、青い空と海、真っ白な砂浜のビーチで行われたピースボート主催のレゲエイベントに参加した。

モンテゴベイの自然に触れる
 ここモンテゴベイは、世界中の観光客が訪れるカリブ海有数のリゾート地だ。目玉は珊瑚礁やマングローブの森などの美しい自然だが、観光のための開発が生態系を壊しているという現実もある。このコースでは地元NGOを訪れ、自然と観光との調和の可能性をさぐった。

グレートリバーでいかだくだり
 モンテゴベイの港からバスに揺られ30分。これは竹で編まれた2人乗りの小さなイカダに乗るツアーだ。
 緩やかな流れの川で、船頭さんがこれまたゆったりとこいでくれる。聞こえてくるものは川のせせらぎと小鳥のさえずり。付近に住んでいる人たちが洗濯をしている風景にも出会えた。のんびりした時間に、心も癒されるひととき…。
(新倉明)

41回クルーズレポートインデックス