第40回ピースボート地球一周クルーズレポート
アシュアイア

国名
アルゼンチン共和国 (Argentine Republic)

ことば
スペイン語  
--解説--
 16世紀からスペインの支配下に。18世紀末から、クリオージョと呼ばれる現地生まれスペイン人を中心に「独立」への動きが始まる。1810年、「本国」スペインがフランスに占領されたことを受け、ブエノスアイレスで「独立」宣言がなされた(五月革命)。1816年には正式独立。19世紀末、ヨーロッパでの人口過剰と、移民受け入れの政策を受けて、スペイン、イタリアなどからの移民が大量移入する。
 20世紀に入ってからは、クーデターや軍政と民政が繰り返される政情不安の時代が続いた。1976年からの軍政時代には、多くの罪なき人々が「反体制派」として処刑、もしくは行方不明となった。1983年、ようやく民政移管が成ったものの、当時政府に連行され、今も生死すら不明のままの人々は数多く、遺族らによる抗議行動が続けられている。

「世界の果て」でサッカー交流
 人口4万人、南米大陸の最南端、「世界の果て」ともいわれるウシュアイア。しかしこの町でもサッカーは大人気。この町で、アマチュアチームと試合をしたらどうなるか――。サッカーを通して、とっても「遠い国」の彼らが「近い存在」になった、そんなツアーをレポート。

パタゴニアトレッキング
 雪山に囲まれた湿地帯をトレッキングしよう!なんとアラスカから続いているという国道3号線をバスで北上すること20キロ。雨を含んでやわらかくなった沼地と、山頂が雲で見えない山を目の前に、長靴に履き替えて、雨の中いざ足を踏み入れる。さて、「パタゴニアの大地」ってどんな感じ?

カタマランで「ペンギン島」へ
 南極からわずか1000キロという「極南」の地ウシュアイア。このツアーでは「カタマラン」という双胴船に乗り込んで、ビーグル水道を遊覧しながら、ペンギンのコロニーとなっている島へ向かった。片道ニ時間半の道中、行きはランチをはさんでゆったりくつろぎながら島へ。

南極クルーズ
 世界最南端の町ウシュアイアから、砕氷船「ポーラスター」に乗り込み、いざ南極へ。日本の約33倍の面積をもつ南極大陸は、そのうち約97パーセントが氷に覆われ、残りの3パーセントに様々な野生動物が生息している。氷山、華麗なダンスを見せるクジラの親子や愛らしいペンギンのヒナなど、豊かな自然に感動しっぱなしの南極クルーズをレポート!

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