第40回ピースボート地球一周クルーズレポート
1月3日 船内トピックス
 オリビア号では、今日1月3日が本格的なお正月。真っ青な空のもと、ネプチューンデッキでは昔ながらの杵と臼を使った「餅つき」が始まった。
 若者たちのほとんどは杵を持ったこともなく、その意外な重さ・難しさに驚く声も。それでも、つきたてのお餅を待つ人の列とおなじくらい「餅をつきたい人」の列もでき、「よーいしょっ!」というかけ声とともになんとか杵を振り下ろしていた。最後には、ケニアから乗船された水先案内人・ビクター・マトムさんもチャレンジ。とっても賑やか、オリビア版「お正月」の幕開けだ。
 元旦・2日はケニア寄港のため、本格的なお正月は今日。夕食はやっぱり「おせち料理」だ。鯛にイクラに数の子・黒豆・田づくり、松茸ご飯に蛤のお吸い物…何と38種類の豪華料理に、乗客一同正月気分を満喫。シェフの新原さんによると、ウクライナ人のメンバーたちに日本の味覚と外観を伝えるのが一苦労だったとか…。
(吉田勉)
 ピースボートのカウンター前の壁一面にはりだされた「今年の抱負」。これは、この日行われた書き初めで書かれたもの。力強く筆で書かれた文字は、「夢」「笑」など一文字でどっしりしたものから「世界一周一期一会」というピースボートらしいものまでさまざま。それぞれの個性がでた作品が並んでいた。
(河地涼子)
 韓国におけるお正月の伝統的な遊び「ユンノリ」は日本でいう「スゴロク」の一種。家族でのだんらんや、お酒の席など、大勢が集まっている時に楽しむゲームだ。「駒を進める数を決めるには、サイコロの変わりに4本の半円柱型の棒を投げる」などの説明を、水先案内人カンジェスクさんから受けたあと、輪になってゲームが始まった。日本式の「スゴロク」とは違うルールにちょっと戸惑いが…だけどかなり、盛り上がっていた様子。
(小林祥子)
 百人一首の正式な読み方は「前の札の下の句から読み、次の札の上の句へ」という順番だと知っていましたか?正式な読み方に、初心者の参加者はとまどいまくり。そんな中でも上の句を読んだだけで下の句の札を取るツワモノもいて、お正月から白熱した戦いが展開されています。
(河地涼子)
 サッカーを通して世界各地で交流をおこなうプロジェクト「ピースボール」が、1月6日に船内サッカー大会「南ちゃってワールドカップ」を開催する。その前に、優勝チームを当てるtotoくじを販売!ひと口200円、5万円の売上げを目標にしており、売上げの半分はピースボールの活動の資金になるそうだ。なんと予想屋も出るそうで、なかなか本格的。
(河地涼子)
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