■第37回地球一周クルーズレポート/5週目(5/30〜6/5)■ |
5月31日、オリビア号はスエズ運河を通過して、紅海から地中海へ。この日の船内は「スエズ運河通過記念安息日」と銘打って、いつものあわただしい船内とは一転して、企画のほとんど無いのんびりしたものとなった。
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31日の深夜には、ポートサイド港に入港。翌朝、その対岸にある町ポートフィードのセ
ント・ジョージ・コプト教会を訪れた。
この教会は現在は孤児院として使われている。その礼拝堂でピースボールからサッカーボール50個の贈呈式を行なった。そして、孤児たちとそのボールを使ってサッカーをした。帰り際には参加者をなかなか放してくれないほどに子どもたちと仲良くなった。
実際にボールを提供してくれた辻畑さんもこのツアーに参加していて「自分の提供したボールで子どもたちが楽しそうに遊んでいるのを直に見ることが出来て、本当によかった」と話してくれた。
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「サンセットSTEP
BY STEP〜地中海スペシャル〜」と題した、オリビア号専属バンド「STEP BY STEP」によるコンサート。地中海に沈む夕日を見ながら、ちょっぴり優雅な一時を過ごした。
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6月3日に寄港したギリシャの首都アテネで行われた「ピースウォーク」。これは、乗船者有志で結成された「パレスチナ訪問団」が、イスラエル・テルアビブの空港で入国拒否されたことに対する抗議アピール。
空路アテネに到着した訪問団メンバーに、100人近い乗船者が加わり、イスラエル大使館に向かって約2時間の「ピースウォーク」。この声が、イスラエル政府へ届く日が来ることを信じたい。
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6月5日に入港したクロアチア。「ピースボール」の面々は、バスでコナブレ地方のサブタットという町に向かい、地元の青年アマチュアチーム「FC KONAVIANIN」とサッカー交流を行った。最初に「ピースボール」のメンバーが、記念のサッカーボールと日本の子どもたちから集めてきたメッセージを贈呈。相手チームからも記念品を受け取った。
試合は50分の「本気」試合と20分の「交流」試合。「本気」試合は、7対5でピースボートチームの勝利。クロアチアでのサッカー対決に勝利したのは、なんと「ピースボール」史上初めてだとか。
いっぽう、交流試合のほうは、今クルーズ最年少参加者のアキトくん(9)や、普段はサッカーとは縁がない、なんていう人も参加して、和気藹々とした雰囲気に。試合後も、交流旗にメッセージを書いてもらったり、記念撮影をしたりしているうちに、あっという間に時間が過ぎていく。参加者からは「もう帰るの!?」なんて声もあがっていたよう。
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--タイムテーブル-- |
5月30日 → 5月31日
→ 6月1日 →6月2日
→ 6月3日 → 6月4日
→ 6月5日 |
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--海と空-- |
5月30日 → 5月31日
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6月2日 → 6月3日 → 6月4日
→ 6月5日 |
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