第37回地球一周クルーズレポート/4週目(5/23〜5/29)
 水先案内人のミュージシャン、「KOH-TAO」によるワークショップ「ピースフラッグを作ろう」。ピースフラッグとはそれぞれが考える「平和な世界」を、思ったとおりに描いた旗のこと。KOH-TAOはそれをいろんなところに貼ることで平和の意志表示をしていこうという提案をしている。
  デッキでKOH-TAOの奏でる音を聞きながらの、ちょっとゼイタクな「ピースフラッグ」作り。参加者からは「みんなの旗をつなげるのが楽しみ」という声も。

 レストランにて開催された、オリビア号レストランスタッフのニコライさんによる「ピロシキ教室」。希望者多数により、抽選でえらばれた40名の「生徒」たちが焼きピロ シキに挑戦した。
  肉などの具をパンのような生地でくるむのだけれど、簡単そうに手を動かすニコライさんに対し、ドーナツ型など新たな形のピロシキを生み出してしまう人も続出。それでも、最後にニコライさんと一緒に記念撮影をし、試食とおみやげ付きでみんな大満足。

 プールデッキにて、今クルーズ参加者の集合写真撮影会が行われた。暑い午後の日差しの中、約600人が集まっての写真撮影。中には「フツーじゃ目立たない!」と、プールに飛び込む人も。同じ船で旅する仲間たちとの、記念の1枚を撮った。
 日韓ワールドカップ開幕が迫った5月27日、オリビア号のスポーツデッキがサッカー場に変わった。「2002洋上W杯inOLVIA」と題した、まる1日かけてのサッカー大会。
  各参加チームにはワールドカップ出場国の国名をつけ、午前中に予選リーグを、午後から決勝トーナメントを行うという徹底ぶり。紅海のまぶしい日差しの中で、応援も大盛り上がり。優勝は素晴らしいフットワークを見せた、オリビア号のキッチンスタッフチーム。
 5月29日、エジプトのサファガ入港。早朝6時から、バス9台がルクソールへ向けて出 発した。車窓の景色を楽しむ人も、眠り続ける人も、到着して遺跡の巨大さに目を見張るばかり。
  とくにカルナック神殿は、全体を見て回るだけで1時間30分はかかるという巨大神殿。さすがに紀元前の建物だからか、崩落している部分も多かったけれど、人の手の届かない天井などには、建設当時の色彩が残っていて、数千年のタイムスリップ気分をしばし味わった。
--タイムテーブル--
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--海と空--
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