第37回地球一周クルーズレポート/11週目(7/11〜7/17)
 7月11日に入港したハバナでの、キューバの若者たちとの交流コース。港で自転車に乗り込んで、地元のサイクリングクラブのメンバーと合流し、海沿いの道をサイクリング。
  30分ほどで野球場に到着して、13人対13人という変則ルールでの交流試合を行った。4回の裏までというショートゲームに、ピースボートチームは5対4で勝利!
 キューバ入港日の夜は、革命前の大富豪の家を利用したというお店カサ・デ・ラ・アミスターで「サルサ・フェスティバルin CUBA」。
  昼間はツアーや自由行動でそれぞれにハバナの町を堪能した参加者が続々と集まってきた。援助物資の贈呈式やスペースのパフォーマンスのあとは、サルサの生演奏が始まった。なんと今回は、キューバのみならず世界的にも大人気のサルサシンガー、パウリートFGが登場。キューバのリズムに合わせ、みんな真夜中すぎまで踊り続けた。
 ジャーナリスト・工藤律子さんの講座『「私はあきらめない」〜メキシコの幼きシングルマザーとの出会い〜』。
  日本のシングルマザー、「チエコ」さんが、メキシコのシングルマザーたちが共同生活を送っている施設「カサ・ダヤ」で1週間滞在したときの記録ビデオを中心に、「カサ・ダヤ」について、メキシコの女性たちについて、語ってもらった。
  「 『カサ・ダヤ』とは、『与え、愛する家』という意味。ひとりの女性が、男性から虐待された体験を持つ女性やその子どもたちのために人生を捧げよう、と決意して創立した施設です。15歳から24歳までのシングルマザー15人が共同生活を送りながら、さまざまなセミナーなどを通して自立を目指しています。彼女たちに何よりも必要なのは、『自分たちは愛されているのだ』と実感することです」
 7月15日18時過ぎ、オリビア号はパナマ運河の入り口ガトゥン水門に入った。階段式の水門を3段登って、大西洋からガトゥン湖へ入るまでに、約25メートル上昇する。
  徐々に暗くなっていく空と、照明に映し出される水門。前方デッキを埋め尽くしていた人たちは思わず歓声を上げた。
 そろそろ「本番」の、カナダとロシアでの公演の日が本番が近づいてきた、洋上英会話トレーニング「GET」の「英語でミュージカル」。
  毎日の全体練習以外でも、時間があればデッキなど空いている場所で個人練習する人の姿も見られる今日この頃。「こんなにたくさんの時間を費やしているのだから、絶対に素晴らしい作品を作り上げよう」と監督のチュソンさん。
--タイムテーブル--
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--海と空--
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